【野球部】最終戦は涙の逆転負け 春のリベンジ誓う
♦2019秋季フレッシュトーナメント♦
11月6日 対明大 明治神宮球場
全4日間のフレッシュトーナメントは早くも最終日。一勝一敗でブロックを上がり、明大との3位決定戦が行われた。試合は初回に柴田(社1=札幌第一)の適時打で先制した立大が有利に進める。しかし、終盤に同点に追いつかれてしまい、8回に失策から勝ち越され、勝利を逃した。 初回から1年生の活躍で試合は動いた。一死から道原(法1=駒大苫小牧)、稲葉(コ1=報徳学園)の連続内野安打でチャンスメイク。ここで打席にはリーグ戦で本塁打も放っているスラッガー、柴田が打席に立つ。2球目をさばき打球は右翼手前へ。4番の仕事を見事果たした。 1年生で取った先制点に2年生も負けてはいられない。6回、四球とワイルドピッチで走者を二塁に置き、ここまで無失点で投手をリードしてきた片山(コ2=履正社)が打席へ向かう。こちらも2球目を「少し詰まったが、直球を待っていたので振り切れた」と貴重な追加点となる適時打。しっかりとチャンスをものにした。 投げては先発・栗尾(コ2=山梨学院)が好投。女房役の片山が「調子は良くなかったが、力を発揮してくれた」と語るように、6回まで走者を出しつつも直球とスライダーをうまく組み立てた投球を披露した。要所を締め、スコアボードに0を並べていく。しかし、7回に連続安打を浴び、同点とされる。ここで先日登板した細田(社2=立教新座)にスイッチ。好救援でしのぐも、8回に長打と失策から1点を献上。悔しいサヨナラ負けを喫した。
途中までリードしていただけに後悔の残る結末となったが、へこたれてはいられない。次の勝負は春のリーグ戦。主力だった4年生が抜けた席を狙う。ここから冬を超え、何人がメンバーに食い込むのか。目が離せない。 (11月13日・川田怜旺)
♦次は俺だ!輝きを放ったフレッシャ―♦
二人の投手をリードし、追加点となる適時打を放った片山。強みは打てる捕手であること。捕手として投手にも気を遣う。絶対的扇の要だった藤野(営4=川越東)が引退した今、最も正捕手に近い男の一人だろう。その椅子を勝ちとるべく今後も邁進していく。