【女子バレーボール部】勝利のカギは「エンジョイバレーボール」入替戦に弾みをつける勝利!!
◆2019年度秋季関東大学女子バレーボールリーグ順位決定戦◆
10月20日 対中大 中大体育館
リーグ戦や練習試合で戦いを交えて互いに手の内を知る中大との一戦。見事ストレート勝ちし、全勝での3部優勝と入れ替え戦の切符を手に入れた。
アップから立大らしさが溢れた。前の試合が延び、2時間遅れての試合開始となったが、その時間は確実にプラスに働いた。リレーや、円になってステップすることでチーム全員は笑顔に。アップの雰囲気から周りのチームを圧倒していた。いつも通りバレーボールを楽しむ姿勢を体現。最高のモチベーションづくりをして試合に望んだ。
1セット目を課題にしている立大。今日は1セット目から確実に取り、勝利への上昇気流に乗った。序盤点の取り合いとなったが、#10鯉渕(済3)のスペースを突くアタックで相手の前にボールを落とす。それを皮切りにタイムアウトを挟み6連続得点。終盤まで22-20と拮抗した展開になりながらも立大が競り勝ち1セット目を先取した。
2セット目、中大と交互にスコアを積む試合運びにホームである中大サポーターも応援に熱が入る。ほぼ均衡状態で進み、試合中盤15-14リードした状態で立大からタイムアウトを取る。この意図を#1樋沢(観4)は「離される前に自分たちを落ち着けたり仕切り直したりする意味がある」。と明かした。その後、新たな力の活躍も目覚ましく1年生の#24相良(済1)のサービスエースが決め手となり、セットカウントを2-0とする。
3セット目は#3セッター植草(文4)とのコンビが変幻自在な攻撃を可能にした。序盤は#10鯉渕(済3)の効果的なフェイントやライトからは#2加藤(社4)がフェイントするなど相手を見ての攻撃。終盤は#9古屋の強烈なアタックが冴える。試合を決定付けた#4杉坂(法4)のアタックは相手を弾いて観客席に飛び込むほどだった。
結果的には3セット連続で取り、ストレート勝ち。その源は「笑顔」と「バレーボールを楽しむこと」だ。他のチームでは緊張するような試合も立大は常に楽しむ。入れ替え戦勝利のカギは「楽しむこと」。いつも通り立大のバレーが花開き、念願の2部昇格までは秒読みだ。
(11月1日 矢作峰士)
◆コメント◆
#1樋沢(観4)
ーー試合前、アップの雰囲気で他を圧倒していたが。
ボールを使えないことがみんな不安かなと思ったので。緊張を和らげられるものと全員でできるものがいいなと。それでリレーをやったり円になってステップしたりというのを取り入れてみました。
#2加藤(社4)
ーーご自身のプレーが一番通用した場面は
やはり今まで自分速攻とかに入って速い攻撃で相手の隙をつくという感じだったんですけど、今日はいつもに比べてフェイントとかをおりまぜていけたので、いつもより幅広い攻撃の幅を見せれたんじゃないかなっておもいます
#3植草(文4)
ーーどのアタッカーともコンビが良かった
このリーグ戦中でコンビの精度が結構高まっているなというのは自分でも実感していたんですけど、前回から1週間空いてる中で、勝ちを意識してコンビを組んで行こうっていう意識があったので、AチームだけっていうよりはA、Bで試合する時もお互いにコンビができている状態で練習ができていて、その効果が出たのかなと思います。
#5星(文4)
ーー入れ替え戦に向けて意気込み。
勝ちに行くのはもちろんなんですけど、あまり勝つ勝つっていうふうにやるんじゃなくって今までやってきたことを出し切るのみなので、練習の時からいいイメージを持ちながらやっていけたらいいなと思います。