【バレーボール部】「勝ちたかった1戦」連勝ならず
◆2019年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆
9月29日 対国士大 亜細亜大武蔵野キャンパス
秋リーグ7戦目に待望の白星を挙げた立大。この波に乗って残り4試合全勝を目指す。
接戦の予感がした。冒頭に#1羽田(営4)のスパイクが連続で決まり勢いづく。しかし、直後のサーブミスから徐々に雲行きが怪しくなると、相手に連続得点を許してしまう。取って取られての攻防の中、速攻やフェイントを織り交ぜ様々な攻撃を仕掛けるも、決めきれないもどかしい時間が続いた。リードを奪うことができないまま22-25で第1セットを落とした。
続く第2セット。序盤からお互いに一歩として譲らないラリーが続いた。コートの雰囲気もなかなか盛り上がらない。どこかで流れを引き寄せたい立大。そこで#11星倉(文1)が魅せた。相手のスパイクをシャットアウトする完璧なブロックに会場が沸きあがる。しかし、審判の判断で相手ポイントになり、完全に流れを相手に奪われてしまった。#12矢野(済1)にサーブが回ってきた。ドンっとコートに鈍い音が響く。普段とは違う回転をかけた強烈なサーブだった。それによって流れをもたらしたが、相手の粘り強いプレーに追いつくことができず、惜しくも23-25で落とした。次の第3セットも桜美林大に主導権を握られ、セットカウント0-3で悔しい試合となった。
前日の試合で初白星を挙げ、この流れに乗りたい立大だったが、惜しくも連勝とはならなかった。負けられない戦いが続くなか、彼らの活躍に期待が高まる。
(10月2日・佐藤美春)
◆コメント◆
羽田 桃太朗選手(営4)
「終始受け身になっていた。気持ちの面で勝ちに行く姿勢をみんなに見せることができなった。そこが一つの敗因です。2週間あるので、また一からチームを作り直して、メンバーのいいところを引き出して、気持ちよく本来のプレーができるようにフォローしていきたいです。」
星倉 元選手(文1)
「自分たちの悪いところが一番出てしまった試合でした。自分はミドルブロッカーなので、やっぱりブロックという面でもう少し活躍しないといけないなと思いました。勝って入れ替え戦は避けたいという気持ちなので、これからも1年生らしくがむしゃらに頑張っていきたいです。」