【卓球部】全力で戦うも悔しい結果に…
◆2019年度秋季関東学生卓球リーグ戦◆
9月28日 対東海大 帝京大 東経大国分寺キャンパス
昨年のリーグ戦では3部Aブロックで最下位となってしまった立大。絶対に勝利したい今年は1日目に東海大、帝京大と戦いそれぞれ0-4、3-4で敗北を喫した。特に2試合目ではフルセットまで持ち込み大健闘。とってとられてのシーソーゲームが続いただけに悔しさの滲む試合となった。
1試合目の対東海大では、島村(社4)が4年生の意地を見せ奮闘するも相手の勢いに押されてしまう。1Sを任された島村は度々強烈なスマッシュを決め、1セット先取する。しかしその後は相手の俊敏な動きに追いつけない。納得のいかないミスに思わず首を傾げる場面も見られた。
2回戦は、内田(文3)の攻めのラリーから始まった。序盤は、立大のアウトが続き、帝京大にリードを許す展開となる。しかし、応援席から「声出していけ!自信を持っていけ!」と声が掛かると、内田は連続3得点を決め、勢いづく。後半になると気持ちで押され、1―3と負けを喫したが、健闘した試合を見せた。その後、髙橋(現3)が一球入魂の熱い試合を魅せた。コートの角に渡った打ち返しにくいショットを、回転をかけて返し相手のミスを誘う。「先1本!攻めるぞ1本!」応援の声も熱くなる。粘りのプレーを見せ、3−2と勝利を収めた。続いて島村(社4)も、緩急をつけたラリーで立大の流れに持って行く。高い位置からスマッシュを決めるなど、相手を揺さぶるショットを決め、3−1で勝利した。得点を決めると、拳を握り締め、喜びを全身で表現している姿がとても印象的だった。村井(理2)は、スピード感溢れるラリーを繰り広げ、連続4得点を決める。立大の波に乗ったプレーが炸裂するも、後半にアウトのミスが相次ぎ、惜しくも破れる結果となった。
終始粘り強く、諦めない気持ちが伝わる試合だった。特に高橋、西村のプレースタイルからは、立大卓球部の底力を感じた。2部昇格を目指して、立大卓球部の挑戦は続く。
(10月11日 加賀見真央 藤澤舞衣)