【サッカー部】 激戦を繰り広げたが、後期初白星とはならず
◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆
9月28日 対青学大 スポーツ日大アスレティックパーク稲城サッカーフィールド
2部11位立大は勝ち点差1の10位・青学大と対決した。
前半は互いに得点を許さず、0-0で折り返した。後半2分、左サイドバックの加藤(コ2=モンテディオ山形Y)の縦パスに桐(コ2=日大藤沢)が左足で合わせ、先制した。その後、青学大に2点を取られ逆転された。後半40分に佐藤大(コ4=光陵)のゴールで同点に追いついたが、結果は2-2の引き分け。後期リーグ初白星とはならず、勝ち点1を分け合った。
試合開始直後、チャンスはすぐに訪れた。裏へ抜けた小林(コ3=東農三)が左サイドから中へのクロスをあげ、走りこんだ立川(済2=浦和レッズY)がシュートを放った。しかし、惜しくもポストに嫌われ、先制点とはならなかった。
この日試合が動いたのは後半2分。左サイドバックの加藤のパスを、桐が冷静にネットへボールをおさめ、先制点を奪った。
しかし後半20分、左サイドから崩され、同点ゴールを決められてしまった。さらに後半28分、追加点を許し、1-2で逆転を許した。
何としてでも追加点を奪いたい立大は後半28分、先制点のアシストをした加藤のロングスローを井浦(済4=東久留米総合)そらし、佐藤大がヘディングでシュート。同点ゴールとなった。2-2。立大にとってはとても大きな一点となった。勝ち点3を奪いに互いに一歩も譲らぬ戦いを見せるも、その後両チームともにネットを揺らすことはなかった。
第14節を終え、立大はいまだ11位の降格圏内。2部残留のために、負けられない戦いが続く。先制点を奪った桐は今後に向けて、「足をつるくらいまで戦い抜きたい。」と意気込んだ。次戦は、関東学大。ホームでの戦いとなる。立大サッカー部の今後の活躍から目が離せない。
(10月3日・中村このみ)
・桐選手
―得点シーンについて、
左サイドバックの加藤がアシストしてくれて本当に出してほしいところに出してくれたので決めるだけでした。
―青学大の印象は?
パス回しがうまくて、粘り強く守備して失点を防ぐべきだったんですけどそこが甘くて、失点につながったと思います。
―今の順位について
学芸が勝ったら最下位になっちゃうんですけど、あと8節で降格圏内から抜けださないと本当にまずいんで、足をつるまで戦い抜きたいです。
・佐藤大
―ゴールを振り返って
ロングスローというのは、前期の途中くらいから戦術には練っていて、井浦がそらすというのはわかっていたので、そこを信じて走りました。