【サッカー部】 後期初勝利を狙うも…ホームで手痛い敗戦
◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆
9月22日 対国士大 立大・富士見グラウンド
後期リーグが開幕し、2試合目。関東リーグ残留に向けて少しでも勝ち点を稼ぎたい立大。3位につけて昇格争いをしている国士大をホーム・富士見グラウンドに迎えた。
試合開始直後から激しい攻防が続く。15分、立川(済2=浦和レッズY)がドリブルからシュートに持ち込むがGKの正面。38分、国士大に先制点を許してしまう。自陣でのボールロストから数的優位を作られ、失点。その後も押し込まれる展開のまま1点ビハインドで前半が終了した。
後半、逆転を狙う立大。前半終了間際から出場していたエース・吉田(コ4=JFAアカデミー福島)を中心にゴールを目指す。55分、吉田がGKとの1対1を迎えるもGKに防がれてしまう。セットプレーから井浦(済4=東久留米総合)の高さから得点を狙うもゴールが遠い。すると試合終了間際の85分、痛恨の2失点目を献上。左サイドを完全に崩されて折り返されると、クリアボールを拾われてエリア内からシュート。試合はこのまま0-2で終了。残留に向け勝ち点を1でも稼ぎたかった立大にとって厳しい敗戦となった。
(9月26日・安藤勇生)
・井浦選手(済4=東久留米総合)
ー今日の試合
前半の入りは本当に自分たちで高めていい入りができました。自分たちの一瞬の気の緩みということで、前半あの1本だけだったんですけど、失点してしまいました。その失点で自分たちの弱さっていうのが出てしまいました。そのまま、後半ずるずると引きずってしまって、こぼれに反応できず、追加点を取られてしまった感じですね。
ー11位から浮上できない原因
ずっと負けが続いていて、チーム全体の雰囲気っていうのも正直悪いし、練習の雰囲気も自分たちは意識高くやっていると思っていますが、無意識に質が下がってしまっていて、今日も内容は良かったんですけど、目の前の勝負っていうところで100%自分たちが勝てていなくて、そういう一本一本の勝負で負けています。そういうので試合に勝てなくて順位が上がってこないと思います。
ーチームの雰囲気は
自分たちは積極的に声を出してやっているつもりなんですけど、どこか連敗というのが頭に引っかかって悪い雰囲気になってしまっていると思います。そこをなんとかしないといけないのが4年の役目だと思うのでもっともっとやっていきたいと思います。
・田中選手(法3=桐光学園)
ー今日の試合を振り返って
もう、本当に崖っぷちで、相手が自分たちより力があるってのは誰が見ても明らかでしたし、その状況でも勝たないといけない。どんなに応援してる選手が見ててつまらなかろうが、やってる自分たちが楽しくなかろうが勝たなきゃいけない試合だった。結果が、出てこないのが残念です。
ー今日の良いところ、収穫を見つけ出すとしたら
試合の入り方とか。決して悪くなかったし、自分たちのペースというかやりたいこと、目指すことっていうのが形にはなってました。前半、失点するまではできてたってのは収穫と言えば収穫です。
ー逆に反省点は
失点は自分たちのミス。入りが良かったからこそ前がかりになってたというか、守備のリスクマネジメントの意識が弱かったのと、大事な時に勝てないっていうか。これ競り勝ったらチャンスとかこれボール奪えたらチャンスとか、そういうところでの勝率が低い。結果に繋がるというか、点も入らないですし。守れるものも守れない。
ー個人的には
相手の11番が高くて強い中で井浦くんが全部競合いで跳ね返せているのに対して自分のところで跳ね返しきれないというか。当たり負けというか自分でボールを奪うっていう場面が全然なかった。
ーまだ9試合ではなく、もう9試合。
もう、勝手も負けても9試合しか無いわけだし、このチームでは。良い送り出しというかそれは言葉が違うけど、良いシーズンだったって言うにはいくらピッチ外の活動が頻繁になって今日とかエスコートキッズとか入れても、結局結果が出ないと良いシーズンだったとは言えないと思う。結果。結果を意識したい。