【バレーボール部】 粘りのプレーをみせるも惜敗...初白星はお預け
◆2019年度秋季関東大学バレーボールリーグ戦◆
9月15日 対国士大 亜細亜大武蔵野キャンパス
秋リーグ4戦目。これまで勝ち星の無い立大の相手は、国士大。春季リーグでは苦戦を強いられたが、フルセットまでもつれ込む熱い戦いを繰り広げた。
第1セット序盤、#5本澤(済3)のサーレシーブブが冴えわたる。相手のを崩し、一気に4連続ポイント。立大に流れを呼び込んだ。たまらず国士大はタイムアウト。しかし、その後も立大の勢いは止まらなかった。「1戦1戦が最後なので、とりあえず全力で決める」と意気込んで臨んだ#1羽田(営4)も相手の胸元を狙ったサーブで、得点に繋げる。途中、トスが合わずに苦しむ場面もあったが、#13井原(済1)をはじめとする1年生の活躍もあり、23―17。5点リードの場面で、ピンチサーバーとして#17及川(済2)を起用する。これを決めればマッチポイントというプレッシャーのかかる場面で、見事サービスエース。最後は相手のサーブミスで得点し、25-19でこのセットを先取。良い流れで、第2セットに繋いだ。
第2セット、波に乗りたい立大だったが、そう簡単ではなかった。互いに点を取り合う展開。一時は連続ポイントでリードするものの、相手のタイムアウト後、再び追いつかれる。最後は立大のミスで得点を許し、23-25で惜しくもこのセットを奪われる。その後も両チーム共に譲らない戦いが続いた。第3セットは立大、第4セットは国士大が取り、セットカウント2-2。勝負の行方は最終、第5セットに持ち越された。
迎えたファイナルセット。高さのある国士大のブロックに阻まれ、リードを許す展開。タイムアウト後、#13井原の目の覚めるような強烈なアタック、#11星倉(文1)のブロックで10-10の同点に追いつく。その後も一進一退の攻防を繰り広げるが、最後は立大のミスが重なり、相手に4連続ポイント。12-15でこのセットを奪われ、リーグ戦初白星とはならなかった。
終始粘りのプレーをみせた立大。勝利にはあと一歩及ばなかったが、残すところあと6戦。彼らがどんな戦いをみせてくれるのか、これからの活躍に期待が高まる。
(9月15日・大類遥)
◆コメント◆
羽田 桃太朗選手(営4)
「悔しいの一言です。勝てる試合だったのに、最後の最後で自分たちが我慢できなくて相手のペースに飲まれてしまって、最後に自分たちの弱さが出てしまいました。サーブとサーブレシーブを安定させるのと、繋ぎ。1本目が上がった時の2本目だったり、最後にしっかり決めきれるようなスパイクを打つ、というのがチーム全体としての目標です。」
矢野 颯人選手(済1)
「勝てなくは無い試合だったと思うんですけど、それを落としてしまったっていうのは、もったいないなと思います。流れがいい時は、チームの雰囲気もいいんですけど、悪い時はみんなすぐに黙ってしまうので、もっとみんなで声を出し合って、チームプレーを意識して、頑張っていきたいと思います。」