【男子ラクロス部】奮闘するも勝利飾れず、涙のデビュー

◆令和元年度 新人戦サマーステージ決勝リーグ◆

 

9月5日 対東大 対上智大 フクダ電子フィールド

 1年生初の新人戦であるサマーステージ。見事α、βともに予選を勝ち進み、決勝リーグまで来た。目標である同時優勝に向けて、1戦も落とせない戦いに期待が高まる。

試合前気合を入れるSAINTS

まさかの展開だった。優勝を目指し迎えた決勝リーグ初戦、先制したのは立大だった。開始30秒、ゴール前でパスを受けた#8小岩(観1)がショットを決めた。勢いそのままに、#1安藤(文1)の体を張ったディフェンスから#11松本(文1)へのパスが通り、2点目が入った。しかし、すぐさま2点を取り返され、第1Qを2-2のドローで折り返す。迎えた第2Q。勝利に向け、残された時間はあと6分。立大は、#1安藤を皮切りに何度もショットを打つが、なかなか決まらない。こぼれ球を取られるミスが相次ぎ、相手に4点を与えてしまった。#8小岩がゴールを回り、再びショットを決めるも、3-6で敗退した。

 

ボールを運ぶ小林(法1)

βの分までと意気込み迎えた一戦。前半から相手の勢いに押されてしまう。前線からの激しいプレッシャーに対応できず、第1Qから3得点を奪われる。その後、第1Q5分、#20伊藤(異1)が相手の隙をつき、空いたスペースからショット。1点を取り返す。第1Qを2点ビハインドで終える。もう後がない第2Q、立大は序盤から果敢にゴールを狙った。#32西崎(観1)がショットを決め、1点を返す。#19伊東(観1)のナイスセーブにも助けられ、相手を1点に抑える。その後、#25小林(法1)が試合終了1分前にショットを決めた。仲間の応援を力に粘りを見せたものの、あと1点及ばず、白星をあげることはできなかった。

ほろ苦いデビューとなった、サマーステージ決勝。αのキャプテン#18小豆澤(営1)は「組織力には自信がある。あとは個の能力を高めていきたい」と意気込んだ。ウィンターステージでのリベンジを誓う彼らの戦いに目が離せない。

(9月5日・大類遥)

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