【サッカー部】拓大の巧な足さばきに翻弄され、無得点負け
◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆
8月4日 対拓大 RKUFFフットボールフィールド
リーグ戦が、約1ヶ月の中断期間を終え、再開した。迎える相手は、アミノバイタルカップで関東2部に所属しながら唯一全国出場を決めている強豪校の拓大。立大は、強豪相手に奮闘したが、0-5と残念な結果となった。
拓大ボールから始まった試合、開始早々立大がボールを奪った。パス回しに定評のある左サイドの桂島(法3=八千代)が下川(済2=東久留米総合)へ絶妙のパスを回し、最初のチャンスを作ったが、オフサイドの判定。その後なかなかチャンスを作れない中、試合が動いたのは前半33分。鋭いパスから裏に回った相手選手にディフェンスが追いつかず、先制点を決められた。体制を立てなおす間もなく拓大の猛攻が続き、前半37分に追加点を許し、0-2で前半を終えた。
続く後半、立大は流れを取り戻した。前半の4、3、2、1のフォーメーションでは攻撃の起点が作れなかったため4、1、4、1へとフォーメーション変更したことが功を奏し、前半に比べ、敵陣での時間は圧倒的に増えた。しかし中上(文4=ジェフユナイテッド千葉)を中心に何度もゴールを狙うも決めきれず、相手ネットを揺らすことは出来なかった。
再びピンチが訪れたのは後半19分。ペナルティエリアでのファールでPKを与えてしまった。幾度となく立大のピンチを抑えてきた守護神瀬尾(社3=三田学園)でもさすがに止めることはできず、0-3。その後も拓大の左サイドからの攻撃を止められず、2点追加され、0―5と大きく離されてしまった。拓大の巧みなボール回しから敵陣での攻撃へと繋げられず、試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
0-5という結果ではあったが、今節でキャプテンマークを巻いて試合に挑んだ田中(法3=桐光学園)は、「ここで後ろを向いている暇はない。どんな内容であれ、結果を求めてやっていくしかない」と次戦への意気込みを語った。
(8月9日・中村このみ)