【サッカー部】 攻め続けた立大 惜しくも逆転ならず前期最終戦は黒星
◆JR東日本カップ2019 第93回 関東大学サッカーリーグ戦【2部】◆
8月10日 対日体大 埼玉・埼玉スタジアム 2002 第2グラウンド
関東大学サッカーリーグ戦前期の最終戦となった本試合は10日に埼玉スタジアム2002第2グラウンドで行われた。前半2点を先取されるも、後半巻き返し2点差を追いついた立大。しかし、その後勝ち越しを許し、日体大に一歩及ばず前期最終戦は惜しくも黒星となった。
試合開始直後から激しい攻防が続いた。お互いに一歩も譲らない試合展開の中、前半16分、日体大に先制点を許してしまった立大。反撃に出るも惜しくもゴールネットを揺らすことができず、逆にDFラインの裏を突かれて追加点を献上。0−2で前半が終了した。
後半、逆転を目指す立大。開始直後、瀬尾(社3=三田学園高校)の好セーブによって相手選手の鋭いシュートからゴールを守る。その後チャンスが訪れる。後半3分、加藤(コ2=三菱養和SC・Y)のロングスローからゴールが生まれた。ゴールを決めた平林(経3=八千代高校)は加藤のロングスローについて「(加藤の)スローイングを活用できるようになってそこで流れが変わった」。得点によって勢いづいた立大は攻め続ける。2得点目を演出したのも同じく加藤だった。後半13分、再びスローインのチャンス。加藤は鋭い軌道を描きボールを投げ込んだ。相手のミスを誘いオウンゴールとなり立大は同点に追いつく。日体大も息を吹き返し、後半23分見事なパスワークから得点を許し逆転されてしまった。最後まで諦めずに攻め続けた立大だったが、疑問の残る判定による退場者が出るなどアクシデントも重なり、そのまま試合終了。前期最後の試合を勝利で飾ることはできなかった。
関東大学リーグ戦前期は12チーム中11位という悔しさの残る順位で終了した。後期の試合に向け、加藤は「前期の反省点を踏まえつつみんなで戦っていきたい」と話し、後期でも勝ち点を重ね上の順位を目指す。
(8月13日・阿部愛香)