【ホッケー部女子】攻め続けるも惜敗。2部降格へ

◆2019年度関東学生春季ホッケーリーグ戦 入れ替え戦◆

6月29日 対上智大 慶大日吉キャンパスホッケーグラウンド


試合終了後、選手たちは悔し涙を流した。1点ビハインドで迎えたラストチャンスのペナルティーコーナー。安達(文2)が放ったシュートはゴールの右側を通りすぎた。相手の歓声とともに終了のホイッスルが鳴り響く。2011年秋リーグ以来の立大の2部降格が決まった。
試合開始直後から、立大が流れを掴む。廣瀬(コ4)、安達(文2)が安定したボールさばきでボールを運び、攻撃を仕掛ける。相手に反撃にも主将・寺木(文4)がきっちり処理。立大の攻撃一辺倒だった。だが、ゴールを揺らすことはできず、互いに無得点で3Qを終了した。
迎えた4Q。立大の攻撃は一層激しさを増す。だが先制したのは上智大だった。4分、ボールを奪われると左サイドから高く上がった球を押し込まれ、失点。あっけない失点にチームの雰囲気が暗くなる。「切り替えよう!」。寺木がチームを鼓舞するとそれに応じるように、チャンスをものにした。7分、ペナルティーコーナーを獲得。永田(観3)が放ったボールを安達が落ち着いて中に放り込むと杵渕(コ4)が押し込んだ。同点に追いつくも、12分、左サイドからゴール前に放り込まれたボールを押し込まれ、試合は終了した。

試合後、応援席に向け挨拶する選手たち

今シーズンは5戦5敗を喫した。課題は得点力不足。「たくさんチャンスがあったのにものにできなかった」と寺木。夏に克服し、秋リーグでの「全勝優勝して昇格」を目指す。笑顔で1部に返り咲き、喜ぶ姿を見たい。
(7月31日・彦坂秋恵)

関連記事一覧