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【洋弓部】明大に6点差勝利、1部昇格から僅か1年で王座進出決定!! 石畑もうれし涙「頭がついていかない」

◆平成31年度 関東学生女子リーグ戦 5位決定戦◆

5月12日 対明大 武蔵大朝霞レンジ

女子チームがついに大金星だ!不安な表情で結果を待つ選手の輪に飛び込むなり、女子リーダー・石畑は拳を突き上げた。「勝ったよー!!」目標の王座進出決定に加え、創部59年目にして2498点という立大新記録を樹立。選手たちは思い思いにハイタッチを交わし、抱きしめ合う。嬉し涙でぐちゃぐちゃになった笑顔で、喜びを爆発させた。

勝利を知り、歓喜する選手たち。写真中央は石畑(文4)

「(王座進出は)正直…頑張らないときついかも」。5位決定戦出場を決めた先月28日、試合後のインタビューで石畑はポツリとこぼした。昨年1部入りを果たした立大にとっては、5位決定戦に進めること自体が快挙。最高点を出す勢いで挑むしかなかった。終始接戦が続くも、髙橋(異2)や甘利(コ3)が高得点を連発。終わってみれば2498-2492という僅か6点差で強敵・明大を破り、5年ぶり3度目となる王座進出を射止めた。

感極まり、涙する門野(現2)。621点を出し、勝利に貢献した

勝てるチームを作り上げた。石畑は何でも自分一人で決めるのではなく、まずは部員に意見を求め反映。ミーティングを重ね、チームをまとめあげた。さらに雰囲気作りにも着手。得点が悪いときでも「おっけー!次に繋げよう!」と声をかけ合い、常に負のイメージを与えなかった。「私が女子リーダーだったときから頼りになる後輩。何もかも任せて大丈夫という安心感がある」。仕事の合間を縫って駆けつけた前年度女子リーダー・池田(=2018年度卒)も全幅の信頼を寄せる。それでも自身を“ポンコツ”と謙遜するあたりが、女子リーダーたるゆえんだろう。

王座進出という目標達成後も、向上心は絶やさない。王座を経験した2012年、2014年はともに1回戦敗退。今回1勝でも挙げれば史上初の快挙となる。「先輩方が繋いでくれたバトンなので、王座に連れていけてよかった」。頬を緩ませるだけではない。石畑の大きな目にはすでに王座ベスト16、ベスト8が写っている。決戦の日は、来月15日に迫る。

応援には男子部員も駆けつけた

(5月13日・齋藤まな)

◆試合情報◆
第54回全日本学生アーチェリー女子王座決定戦 6月15(土)~16日(日) @静岡・つま恋リゾート

◆コメント◆
石畑
-1部昇格から僅か1年で王座進出決定
私たちもまだよくわからない感じで、快進撃なので、正直今日の試合は厳しいだろうなと、5位決定戦まで行けたことがすごいと、4年でも話していたのですが、結局王座に行けることになったので、まだ頭がついてってないって感じです。これから現実味が増してくれるかなって、6点差で勝てたっていうのは実感ないですね

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