【ハンドボール部】逆転許し開幕黒星…主将・関根はチームの弱点を指摘「同点に持っていけないところが…」
◆関東学生春季リーグ戦◆
4月13日 対国士大 中大多摩キャンパス第1体育館
掴みかけた「勝利」の2文字は、桜の花びらのように儚く散った。
序盤から平仲(コ3=興南)、加藤(コ3=法政二)らがゴールネットを揺らし得点を重ねる。ディフェンスでは秋田(社3=愛知)が決死のコンタクトプレーで相手オフェンスを遮断。身長183㌢の山本(コ3=浦和学院)の高さを生かしたシュートブロック、守護神・荻原(コ4=拓殖第一)の好セーブも光り、常にリードを奪う展開となった。
しかし、後半20分過ぎから状況は一変。同25分、カウンターから数的優位の状況を作られ3連続失点を許すと、試合終了間際にもシュートミスから連続失点。終了間際に加藤がゴールネットを揺らすも反撃及ばず、昨秋リーグ5位の相手から金星を挙げることはできなかった。
「(点差を)離された時にもう一度同点に持っていけないところが立教の弱いところ。今年はそういう試合も落とさないで勝っていけるかどうかが、中位や上位を狙うフェーズ(区切り)になる」。
キャプテンマークを右腕に巻いた関根(コ4=浦和学院)は試合後、チームの弱点を冷静に分析。浮き彫りになったシュートミスやディフェンス面での役割などの課題は、選手が中心となって行われるミーティングなどで改善していくと誓った。
(4月22日・小根久保礼央)