【準硬式野球部】泰道昨秋のリベンジ果たす!
◆平成31年度東京六大学準硬式野球春季リーグ戦◆
4月14日 対東大 法大多摩グラウンド
春リーグ初戦をものにした立大。この試合に勝てば勝ち点が決まる試合。この日の東大の先発は高田。先週行われた早大戦で先発し、9回1失点に抑えた油断のできないピッチャーだ。対する立大の先発泰道(文3)は昨年秋リーグの際に東大戦に先発し、敗れている。泰道は「リベンジのつもりで100パーセント力を出し切れるように」と意気込み、マウンドへ上がった。
初回から立大打線が動く。先頭打者の佐々木(社3)が四球で出塁すると、枝松(文2)が送りバントを決め、ランナーを二塁に進める。続く今川(理3)がセンター前に打球をうまく運び、1死1、3塁のチャンスを作る。大事な場面に4番市野(理2)が犠牲フライで先制する。さらに、絶好調の髙岡がライトへファールギリギリの本塁打を打ち、2点を追加した。
打撃陣が作ってくれたリードを守りたい先発・泰道はランナーを何回か出すも、6回を無失点に抑える好投。7回から松原が引き継ぐと立大はエラーが目立ち、9回に2点の失点を許してしまう。しかし、今川、髙岡を中心に積み重ねた追加点には及ばなかった。
この日も6点という大差で勝利した立大。東大から見事勝ち点を奪った。次戦は早大戦、立大が最もライバル視する相手だ。清瀬杯では決勝で敗れたが、関東選手権ではリベンジを果たした。春リーグ優勝に向けて好スタートをきった立大に今後も目が離せない。
(4月17日・澤田健人)
◆コメント◆
髙岡
―ホームランが出たのは調子の良さ?
そうですね。ツーストライクまで追い込まれていたので工夫して打つっていうのをチームで意識していて、そこを意識してコンパクトに振った結果ああいう感じになったので、それは工夫の結果かなと思います。
―打撃コーチとして見たとき今いい選手は
今は塁(佐々木)と、近藤(圭悟)で、上原もいいかな、結構よくはなってきている。課題は4番。あそこをどう指導して、修正していくかがカギになるかな。(指導は技術面も結構言う?)全然いいます。(2年で4番務めるってプレッシャー?)メンタル面については今の所はしてないですけど、これ以上ちょっと打撃が低迷したら、ちょっと言うかなという感じです。(打順もあまり変えない?)たぶんね。(調子上げるために何アドバイス?) 技術的な面になるけど、あいつはちょっと今軸がぶれてちょっとボールに向かい気味になっているところがあって。あいつの持ち味はボールを引き込めるところだから、そこは言ってこうかなと。
―次戦に向けて
自分たちのやる野球っていうのは形になってきているので、その形をしっかり試合で体現できるようにやって、そうすれば日本一になれると思うので、勝ちます。頑張ります。