【軟式野球部】硬式だけが野球じゃねぇ!3年生引退記念対談〜前編〜

立大の体育会には野球部、準硬式野球部、軟式野球部と野球だけで3つの部活が存在する。3部のうち、最も注目されるのはプロ選手を何人も輩出してきた野球部。次いで準硬式野球部が注目され、軟式野球部は3番手と見られがちだ。しかし軟式野球部も他の野球系部員同様に大学生活を野球に捧げてきた。立大軟式野球部は他の野球系体育会とは3年生で引退となる。10月末、勝てば東日本大会進出をかけたプレーオフに望むことができる明大戦。延長の末、惜敗し3年間の軟式野球生活引退を余儀なくされた。そんな男たちと、影で支えたマネジャーの対談企画をお送りする。

前編は外野手・朝比奈(済3)とマネジャー・岡部(済3)の対談。二人とも経済政策学科の3年生であり、部活以外でも顔を合わせがちな関係。また、お互い東京六大学軟式野球連盟で連盟委員会・副委員長、マネジャー部・副部長を勤め、何かと共通点が多い二人。果たして何を語るのだろうか。

俊足巧打の外野手として活躍した朝比奈(済3)

ーまずは3年間を1年ごとに振り返るといかがですか
(朝比奈)1年の時かあ

(岡部)1年の時はうちら誰も語れない気がするなぁ。あ、でも1年の時は2個上がすごく厳しかったから従ってたかな

(朝比奈)ついて行ってました。まあ1年の時は元々人数が少なくて、最終的にはプレイヤー5人、マネジャー1人になっちゃったんですけど。でも先輩達がいたから俺らも特にリーダーシップ発しなきゃ、とかそういうのなくて。とりあえず野球しとけばいいや、みたいな感じで俺はやっていたかな

(岡部)そうですね〜

(朝比奈)マネジャー視点ではどうなの

(岡部)マネジャーは9人ぐらいいて、今より全然大所帯だったから、それこそ先輩達が先陣切ってやってくれてたし。マイナスなこというと、行ってもいかなくても変わらないみたいな、正直あんまりやる事ないし、当時は2年生も3人いて4年生も4人いたから。3年だけでも回せちゃう状態だったから正直野球を楽しむだけみたいな、野球を生で見ることだけを楽しみにして行って感じはあるかな

(朝比奈)あとはここ2人とキャプテンの大野木(済3)が学科まで同じで、元は俺が大野木誘って一緒に軟式野球部入ったし。結構繋がりがあるのよ、部活だけじゃなくて学校でも会う機会あったし。本当に同じだったから1年の時は野球に勉強に楽しかったなぁって感じです

ー2年生の時は
(岡部)2年生ね〜

(朝比奈)2年生ね〜濃いね〜〜(笑)

(岡部)マネジャーとしては同期が辞めて、まあ個人的な話。あ、でもそもそも2年生の初めにマネジャー長やるって決まって、まあ2人だし頑張っていこうみたいな感じになってたんだけど、ほんと2年の終わりで辞めちゃったから。あ、でも2年の間は一緒に頑張ったんだけど。部活も合宿の時はいつも2人部屋だったし、練習の時もいつも学年ごとに固まる感じだったから。で、先輩とも上手くやりつつ、後輩も入ってきたから後輩とどう関わっていったらいいんだろうみたいな。試行錯誤しながらまあ朝比奈とかに相談したり授業中とかに。それこそ学科が一緒だから大野木もキャプテンだし、朝比奈も連盟だから相談しつつ、愚痴聞いてもらいつつみたいな。

(朝比奈)プレイヤーとしては先輩との関係もあったけど、後輩が出来たこと。俺らは人数が2桁行かない中で1年生がマネジャー含めて二十何人も入ってきたから(笑)。入れなきゃいけなかったからよかったんだけど、人数の圧というか、それに負けずに頑張ってましたね。で、なんか2年の途中からプレイヤーも増えてまあ最終的にはそいつ辞めちゃったんだけど、まあ1年生だけじゃなく同期も1人増えたから楽しかったかなと。

3年生で唯一のマネジャー・岡部(済3)

ーラスト3年生は
(朝比奈)3年生ね、3年生は本当に濃いんだよなあ〜。まあでも1人辞めるっていう感じになっちゃって、それはまあ個人としての問題っていう理由だったから全然いいんだけど、そういったこともあって、それ以外の俺ら含めて最終的には頑張ってたメンツの中でも亀裂とは言わないけどそういうのもあった1年だったかな。まあ何はともあれ、リーグの最終戦が終わった後に俺らだけで飲むっていう

(岡部)初めて私たちだけで飲んだよね1時間くらい(笑)

(朝比奈)まあ部員が辞めちゃったり揉めたりしたこともあったけど、最終的にはリーグ戦も無事終わり、飲みに行くことも出来たから俺は良かったかなって思います

(岡部)私は楽しかったです(笑)。マネジャーはもう本当に5人になって、1人休むと結構ギリギリ回らないっていう状態で。正直3年の頭は後輩とも仲良くないけど、春合宿も強化遠征も1週間くらいずっと一緒にいて、マネジャー1部屋、2年と私だけみたいな。どうしようって思ってたけどいい感じにそこで仲良くなれて。でも1人ひとりの力の大きさってのはすごくあったから、私が入った時よりはみんな休まずに来るようになったし、やっぱり人数少ないとデメリットも多いけどやっぱり団結じゃないけど意識が高まるっていう面でよかったかなって思います

ー1番辛かったことは
(朝比奈)そうだねー、やっぱりプレイヤー目線として、野球やってる以上は試合に出たいってのがあって。3年間通してずっとレギュラーだったことはなくて。リーグ戦毎期10試合のうち数試合はレギュラー外されるなり、最初から最後まで出ないってのがあって。まあ最終的には出れたし、リスポ(=「立教スポーツ」編集部)の写真にも載れたし(笑)。そこは満足のいく大学野球人生3年間だったと思うんだけど、その試合に出れなかった時期が1番辛かったですね

(岡部)私はもう一択でマネジャー、同期が辞めちゃったことかな。これは語りようがないかな〜

ー2人の入部理由は
(朝比奈)僕はもう大学で野球やるって決めていて、で、1番最初に選択肢にあがったのが硬式野球部。だけど、まあめちゃくちゃレベル高い(笑)。大学で野球やるかつ試合に出たいってのがあったから、硬式は辞めようってなって。で、準硬もレベル高い、じゃあ軟式野球だって思って軟式にしようってなったんだけど、知ってる先輩が他大にいて。いい噂全然聞かなかったんだけど、いざ入ってみるとみんないい人でみんな真面目に野球ちゃんとやっているし、そういったところが良くて軟式はいりました

(岡部)私はもう、高校で野球のマネジャー憧れていたんですけど、久我山(=国学院久我山高)って男の部活に女がマネジャーやっちゃいけなくて、で、憧れもあって大学はいってできる状態になったから、まあ準硬か軟式で悩んで、マネジャーの先輩がノリが良くて優しかったから軟式にしました

ー岡部さんは高校の時は何を
(岡部)えっと陸上で短距離をやってて、マネジャー兼短距離って感じで

ー3年間を一言で表すとしたら
(朝比奈)一言で。んー10秒くらい待ってもらってもいいですか(笑)。「波」。

ーそれはどうして
(朝比奈)えっとこれはー、やっぱり3年間色々あったし、もちろんすごい嫌なこともあったけど、もちろん楽しいこともいっぱいあったからー、波にしました

(岡部)なんだろ(笑)。でも波が下の時が大きかったよね

(朝比奈)そうだね、色々経験したと思うな(笑)

(岡部)凄いしょうもないのでもいいのかな。成長とか繋がりとかそんな単語しか出てこない(笑)

(朝比奈)いやいいんじゃんそういうので

(岡部)どっちがいいと思う?成長か繋がりか

(朝比奈)繋がり!

(岡部)じゃあ繋がり(笑)。私は単純に六大学の方のマネジャーにも所属していたから、今度も来月の頭にみんなでディズニー行ったりとか、連盟のあとにお泊まり会したりとか(笑)。なんだろ、自分の大学のマネジャー少ないし、普段は周りの女の子が学科以外でいないからそういう女の子の繋がりも出来たし、あとはいい意味でも悪い意味でも男の扱い方とかが分かったから(笑)。よい人生経験になったのかなと思います(笑)

(朝比奈)サッてながす、サッとね

(岡部)馴れでもいいや、馴れにしますじゃあ

ー1番の思い出は
(朝比奈)俺は間違いなくこの間のリスポに取り上げてもらった試合。間違いなくあれ。東大戦か。あんな劇的な場面で打ったのはもう4、5年、5、6年振りくらいだったから、ギリギリ撮られなかったけど、俺ベース上で涙目になってたし(笑)。本当に嬉しかったし、あとは監督の寺崎が俺は知らなかったんだけど、1人で泣いていたらしくて試合後に。なんだろ、自分が貢献したことで人を泣かせられるのすげーって思いました。

(岡部)私は最後の試合で寺崎(社3)と大野木がめっちゃ泣いてるの見て、朝比奈は一切泣いてる感じはなかったんだけど、平林(営3)もうるうるしてたし、元気(山本=営3)も最後のミーティングで泣きそうだったし。

(朝比奈)フフフ(笑)

(岡部)なんだろ、この代で本当に良かったなって思いました。まあ朝比奈はいいとして、最高の試合だったな

試合中のツーショット 【撮影・川村健裕】

ーマネジャーの存在は
(朝比奈)いやもう間違いなく、りながいなかったら回ってないです、マネジャー間でもいろいろあったけど。でも俺らが気づかない仕事とかめっちゃやってくれる、俺らが出来ないこととか。道具のケアとかジャグとかもそうだし。試合のスコアとかも、俺は読めないけど(笑)。だから選手のサポート、裏方を徹底してやってくれるので、絶対に欠かせない存在だと思います

ー自分の強みと弱みについて
(朝比奈)人と会話するのめっちゃ好きだからそれは俺の強みかなって思ってて、逆に弱みってのはすぐにイラってしたりすることかな、メンタルの弱さとか。さっき全然試合に出れないみたいに言ったけど、3年生の時にもあって、この間のリーグ期間とかも俺多分イライラしてたし(笑)。八つ当たりとかはしてないんだけど、なんだろ近寄り難いってのかな、そういうオーラ出しちゃうから、そういうところでメンタルの弱さってのがあるかな

(岡部)すごい結構似ちゃうんだけど、私も大学に入ってフレキャンとかもあるけど、色々な人と話せるようになったし、あとは連盟でも鍛えられたし、壁を作らずに話せること。溶け込めることが強みで、弱みは、仲良くな人に結構自分を押し殺しちゃうこと。仲良い人には結構言っちゃうし言えるとは自分でもいい事だと思ってるんだけど、喧嘩したりとか今壊したらめんどくさいだろうなって結構考えるようになっちゃって、すごい上辺で付き合うようになっちゃったから。なんて書いたかな、ESで。予防線はっちゃうみたいな。

ー後輩の中で注目している選手。これからキーマンになりそうな選手は
(朝比奈)俺はやっぱり中澤(社2)だな

(岡部)え、そうなの

(朝比奈)俺らの代からレギュラーで出てる選手はいっぱいいて、内山(営2)だったり松田啓(文2)であったり。まああそこら辺が出ないと打てなくて勝てないチームだから前提として。同じ外野だったからしかもセンターっていう同じポジションで。この間は全然出てなかったけど中澤っていう選手で。めちゃ上手いの、だから彼が活躍すれば、勝てるんじゃないかなって思ってます

(岡部)私は選手よく分かんないんだよなぁ。選手がどう思ってるかは分からないけど選手だったら、しましょう、島田翔平(コ2)ってのがベンチでいて、彼が頑張って発言するとちゃんと皆が盛り上がれるってのが。彼のモチベーション次第でベンチの盛り上がりが変わってきてるなって。なんか来てないとベンチもやる気なくしちゃってるから、普通にそこで力を発揮できてるのかなって

ー軟式野球の魅力は
(朝比奈)スポーツの魅力としては俺らは大学生でやってるけど、小学生とか幼稚園生とかちっちゃい子でも硬式と比べれば怪我の確率も少なくできるし。あとは草野球っていう名前のスポーツなのかは分からないけど、そういう風にある通り、年配の方とかでも楽しめる。だから年齢とかに関係なく女の人でもね、楽しめるものだし。老若男女問わずできるスポーツ、それが軟式野球の魅力かなって思います。

(岡部)部の魅力は人数が多くないから距離が近いし、みんな意見も言いやすいし。まあ悪いところにもみえちゃうけど、そこを補い合っていけてるってのが部の魅力かな

ー立教の軟式野球部はどういうチーム
(朝比奈)え、難しいな。軟式野球部はバランスが取れたチームだと思います、技術面に関しても人間関係の面に関しても。凄いふざけるキャラもいるけど主将とか(笑)。いるけどでも真面目できっちりとした人もいるからそこでちゃんと調和が取れてて、あとは選手もちゃんと揃ってるからいいバランスのとれた魅力的なチームかなって思います

(岡部)わたしはさっきので(笑)

ー満足度は何%ですか
(朝比奈)100で

(岡部)私も100でいいです

ー それはどうしてですか
(岡部)なんだかんだ大学生活の1番を占めていたし、振り返ってもすごくいい思い出で、ね〜カメラ目線になっちゃった(笑)。いい思い出で、嫌なことも嫌を超えていい思い出になるから。てか後悔してないし、すごい楽しかったなって思います

(朝比奈)良かったのは2つあって、1つめはプレイヤーとしていい形で終われた、まあ東日本は行けなかったけどいい形で終われた。2つめはあのー、人間関係をすごく学べたと(笑)。

(岡部)はいはい(笑)

(朝比奈)そう、人って生きていくと変わっていくから。その関わり方をすごく学んだなって、こうすれば誰とでも楽しめるんだなっていう、それを学べたからこの2点で100点かなって思います

ー朝比奈さんには目標としてる(好きな)プロ野球選手はいますか
(朝比奈)そうですね、えっとー、好きなプロ野球選手はヤクルトの山田哲人選手とか。走って打ってってほんとになんでも出来て、パーフェクトな選手。あと、俺すごい身体小さいから、山田哲人もプロ野球の中だったら小さい方、一般的には分からないけど、でもそういう点で似たようなのを勝手に感じていたから、そんな感じです

ー岡部さんは憧れの人とかいますか
(岡部)めっちゃ身近なところで言うと、憧れっていうか尊敬するって言うのは私の代のマネ長が法政のマネなんですけど、その子は本当に野球が大好きだし、高校からやってて今回は軟式のジャパン代表にも自分でやって選ばれてたし、あとさり気ないところですごく仕事してくれてて助けられてしかないし、副マネジャー長もすごく仕事早いし、みんな代々は徹夜して仕事してたのをみんなで分担しようよって言ってくれて、なんだろ、すごく気が利くにつきるけど、女に対しても男に対しても何に対しても気が利く、尊敬してます

ー好きな格言や言葉とは
(岡部)一期一会

(朝比奈)俺はやっぱり笑顔かな

(岡部)しょうもない(笑)

(朝比奈)それはもうずっと小5くらいから思ってたからかな

(岡部)一期一会、出会いで。なんかカメラがさー、いいタイミングで(笑)

(朝比奈)それはもう気にしないの、気にしない気にしない(笑)。すみませんでしたー

ー自らのプレースタイルは
(朝比奈)なんて言うんだろ、守備と足。足を生かした守備とか(笑)。あとは塁に出ていかに走れるか。そうだね、足を生かしたプレーだね、プレースタイル

ー試合前のルーティンとかってありますか
(岡部)めちゃ恥ずかしいじゃん

(朝比奈)そうだねー、ルーティンはあのしょぼいかもしれないけど、前日に生ものは絶対に食べないようにしてます、あとアイスクリーム、お酒も絶対に飲まないです。それはまじで徹底してます

ー岡部さんは何かありますか
(岡部)いやーないかな(笑)。特にないです

ー3年生のそれぞれの印象を
(岡部)私から言う?めっちゃ長くなっちゃうけど。平林はめっちゃ真面目だし、でも結局軟式と普段の感じは全然違うんだろうなっていう。もうちょっと知りたかったなって感じ。でも本当に真面目だし、みんなの見えないところですごいたくさん仕事ちゃんとやってるんだなって感じで本当に感謝の気持ちでいっぱいです。元気は本当にできる男だし、マネジャーにとって本当に心の拠り所で。本当に優しいし彼女が尽きない理由も分かるなって思う(笑)。寺崎は本当に漢って感じ、さんずいのやつ。でも知れば知るほど好きなところも増えていくし、人間味がすごいあるなって。熱い男で最後泣いてる姿とか人間らしいなって思う(笑)。で、大野木は率先してふざけてるけど、でも真面目だし人前でちゃんとできる人だし。なんだろ、奥底どこまで考えてるかちゃんと分からないくらい考えてるんだろうなって思いつつ、でもすごい疲れちゃうところがあるから。もうちょっと頑張ればいいのにって思う(笑)。でもすごくいい人。朝比奈は、ふざけてる感じだし、本当にすぐ態度に出るから1番扱いやすいけど、話はちゃんと聞いてくれるし相談に乗ってくれるし、軟式の部員の中では1番頼りにしてるかな〜。姿勢っていうか、色々相談に乗ってくれたんで、めちゃ話しやすくていい存在でした(笑)

(朝比奈)目の前にしてありがとうございます(笑)。俺はえっとー、平林は真面目、THE 真面目。なんかハメを外しすぎないところがあって、ノリ合わないなって思ったこともあったけど、自分がやらなきゃいけない事が絶対に自分でやるし、頼りになるなと思ってます。元気はそうだね、なんか掴みどころがない感じがすごくあって。特殊能力で逆ギレとか言っちゃったけど、1年の時とかは本当にイラッとしてた(笑)。向こうはまじで悪気ないんだけど、俺は今以上にその時は短気だったから。でも今となって考えると周りがめっちゃ見えてるし、考えてものを言ってるんだろうなっていうのがあったから、自分もそういうところ見習いたいなって思った。寺崎は監督としてすごく仕事大変なところあったと思うんだけど、それを抱え込みながらもちゃんと周りを見て、すごい本当に頑張り屋さんなんだろうなって思った。これからも一緒に就活とか頑張っていきたいなって感じです(笑)。大野木はもう、大野木とはもうずっと本当に1年のなんだっけあれ、4月2日とかのオリエンテーションみたいなやつ、あれで隣になって(笑)。それ以来ずっとだから。まじで大学の誰よりも1番一緒にいる時間が長かった(笑)。だから本当にすごい面白いし、今ね俺がこうやってインタビュー受けれるのもあいつがいたからだから。本当に感謝してますね。最後、りなちゃんー。大学の女の子の中ではまじで1番に信頼していて、色々相談に乗ってくれたって言ってたけど俺も乗ってもらったし。俺の悪いところを知った上で仲間として付き合ってくれてるっていうのがすごいあって、すごく心を開けるありがたい存在、感謝しています(笑)。

(岡部)ありがとうございます(笑)

ー最後に、軟式野球部に入って良かったことは
(岡部)ずっと同じことになっちゃうけど、今まで人生色々あって、毎年思ってきたけど上の代でも下の代でもなくて、この代に入れたこと。人数が少ないから1人ひとりがちゃんと見えたし、この代と一緒に大学生活が送れたのが良かったかなって

(朝比奈)俺は高校の先輩から大学はすごく繋がり薄いよって言われたから、よっ友とかそういったやつばっかりになるのかなって思ってたんだけど、軟式に入ったおかげで、同期の仲間っていう、濃い関係の仲間が出来たのがおれの財産。部活は引退しちゃったけど、みんなそれぞれ大変なことを一緒に乗り越えて行ける同士っていうの、いい仲間に巡り会えたのが良かったかなと

最後のツーショットとなるのか…?

ーありがとうございました。

♤朝比奈秀(あさひな・しゅう)

1997年千葉県出身。経済学部経済政策学科3年。外野手。右投げ右打ち。小学校3年生から野球を始める。男子のシンクロナイズドスイミングで有名な船橋東高を経て立大軟式野球部に入部。18年春季にはベストナインに選出。東京六大学軟式野球連盟の連盟委員会・副委員長を務める。好きな食べ物は海ぶどう。アピールポイントは腕の血管。

※能力値・異名は朝比奈選手本人に評価していただきました。予めご了承ください。

♡岡部里南(おかべ・りな)

1997年東京都出身。経済学部経済政策学科3年。マネジャー。国学院久我山高時代は陸上部に所属し、短距離競技とマネジャー業に没頭。立大入学後は野球のマネジャーに憧れ、軟式野球部に入部。東京六大学軟式野球連盟・マネジャー部・副部長を務める。尊敬する人物は宇野実彩子(歌手・女優)。好きなプロ野球選手は松本哲也(現・読売ジャイアンツコーチ)。

(12月6日 取材・毛利汐里/編集・渡邊大樹)

☆後編は大野木、寺崎、山本、平林の対談をお届け予定!☆

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