【ラグビー部】入れ替え戦前、最後のBグループ対抗戦
◆平成30年度関東大学対抗戦Bグループ◆
11月24日 対武蔵大 県営熊谷ラグビー場Bグラウンド
今年度最後の関東大学対抗戦Bグループでの戦いとなる武蔵大との対戦。勝っても負けても12月9日に行われるAグループとの入れ替え戦が控える立大。この戦いは何としてでも勝って、入れ替え戦への良い流れを掴んでおきたい。
武蔵大のキックオフから前半がスタート。武蔵大のノックオンにより立大ボールスクラムから展開し、前半4分にCTB三村(観1)が左サイドにトライ。見事、先制点を勝ち取った。前半7分にはラインアウトからのスムーズな流れでSH山本(営4)がボールをキャッチ。パスを受けたFB小林(法2)がラインブレイクしながら敵の隙をとらえ、中央にトライを決めた。前半12分にも立大はゴール前ラインアウトからトライ獲得のチャンスを得て、SO早川(コ4)が左サイドへトライ。確実に得点を重ねていく。しかし、前半20分で武蔵大にトライを奪われる。終盤になっても立大は攻めの姿勢を見せ続けたが、得点には繋げられず。互いにペナルティが続き、試合が膠着したまま前半を終えた。続く後半戦、流れを変えていきたい立大だったが、上手くチャンスを掴めない。後半19分にペナルティキックを得た立大はWTB楢崎(法3)が直接ゴールを狙う。攻めの姿勢を見せたが得点にはならなかった。しかし、この楢崎のプレーでチーム全体に活気をみなぎらせた。後半22分には小林が相手を振り切り、駆け抜けて右サイドにトライ。後半28分、武蔵大のノックオンにより立大ボールのスクラムで試合再開。FW陣の屈強なスクラムで武蔵大を押し込み、SH光長(法3)からのパスがCTB押田(文4)に繋りまたもトライ。試合終了間際、武蔵大が意地を見せトライを奪われるものの、正確なパス回しやタックルされても倒れない粘り強さを糧に圧倒する形で試合を終えた。
次戦は、いよいよ待ち望んでいたAグループ入れ替え戦。昇格に向けこの一年、山本組の一人一人がラグビーに命をかけてきたと言っても過言ではない。12月9日に己の持つ力を存分に出し切ってAグループ昇格を勝ち取り、熊谷ラグビー場を後にする選手たちの姿を目にすることを願っている。
(11月24日 富田早紀)