【ローラーホッケー部】男子激動の40分、涙の決着
◆第60回全日本学生ローラースケート選手権大会◆
10月5日~7日 長野・千曲川リバーフロントスポーツガーデン
4年生最後の大会となるインカレ。決勝の相手は昨年同大会で苦渋を飲まされた強豪専大。目標として掲げた「アベック優勝」は果たせなかったものの、立大ローラーホッケー部全選手の思いを乗せ、昨年覇者に挑む。
泣いても笑っても4年生最後の試合が始まった。試合開始早々、相手からパックを奪った主将の#2星(済4)がシュートを放つもゴールにはならず。約40秒後、#4高殿(済4)がシュート。しかしパックが相手ディフェンスの壁を抜けることはない。ここで専大は体勢を立て直し、カウンターに出る。不意を突かれた立大だったが相手のシュートをGK望月(法4)が止める。立大サイドが沸いた。歓声で勢いづいた立大は#8浅木(社4)を筆頭に猛攻に出る。8分までに計7本ものシュートを放った。しかし昨年覇者のディフェンスは堅く、シュートが決まらない。前半10分、攻めあぐねる立大にファールの判定、相手にフリーシューが与えられる。専大は3本目のシュートにしてこの試合初の得点を決めた。しかし立大は沈むことなく攻め続ける。前半14分、今度は相手のファールによって立大はフリーシューの権利を得る。さらに相手の反則により3度目のフリーシュー、シューターは#4高殿。筆舌に尽くしがたい緊張感の中放ったシュートは惜しくも決まらず。その後も攻め続けるも得点できず1点差で折り返しへ。
後半が始まった。開始8分、GK望月がゴールポストと相手選手に挟まれる形で接触、試合は一時中断となる。立大サイドからは「モッチー頑張れ!」と愛称が飛び交う。GK望月は再び立ち上がり、ゴールに向かう。両サイドから立大の守護神へ拍手が送られた。
試合再開。立大と専大はパックが網を超え場外に飛んでいくほどの激しいぶつかり合いを見せる。そして15分、今大会無得点の#5後藤(社4)が待望の同点打を決めた。最後のインカレ、0-1の劣勢を打ち破った値千金のゴールに立大サイドは歓喜の声を上げる。
残り5分で試合は振出しへ。体力の限界が見えてくるこの時間帯、最後の意地と意地のぶつかり合いが始まった。まずは専大のペース。昨年王者の猛攻に対して身を張ってGK望月が防ぐ。18分、#8浅木と#4高殿のワンツーから#8浅木がシュート。しかし決まらない。再び#8浅木からのパスを受け主将である#2星がシュート。専大の守備は堅くここでも阻まれる。そして残り1分、ディフェンスの一瞬の隙をつき、ついにゴールを決めた。決めたのは、専大。残り1分切って1点差という絶望的な状況にも関わらず立大は「まだ終わってない!」「諦めるな!」とメンバー同士で声を掛け合った。しかし、奮闘むなしく試合終了のホイッスルが鳴り響いた。ホイッスルと同時に#1望月が声を上げ泣き崩れる。他のメンバーは「モッチーのせいじゃない」と声をかける。40分間意地を見せ続けた両チームはお互いの健闘をたたえ合った。激動の決勝戦は1-2で専大の優勝という形で幕を閉じた。
悔しい敗北とはなったが、昨年王者・専大に1点差と健闘を見せ、2年ぶりのインカレ準優勝という偉業を成し遂げた立大ローラーホッケー部。しかし選手本人たちは満足していない。来年こそは目標として掲げた「インカレアベック優勝」を成し遂げてほしいと強く願う(11月5日・澤部衛)
◆コメント◆
主将・#2星
「専大はすごく強いチームだというのはわかっていて、同期の差は正直すごくあると思うんですけど、後輩たちがすごく頑張ってくれて、いい試合まで出来たっていうのは長い目で見たら良かったなと思います。まあでも、自分が守備だったんで、しかも(GKが)望月だったんで、4年生がちょっと踏ん張れなかったなっていうのは反省ですけど…。目標に男女共に届かなくて悔しい気持ちはあるんですけど、まあ終わったんだなっていうか。まだ実感がわかない気持ちがします。もともと主将をやるような人間じゃなくて、でも枠組みを自分が作って周りが支えてくれていたというのはあるんで、新たな形を築けたかなと思っていて。4年生も3年生も2年生も1年生も、言いたいことを言えるような環境だったかなとは思っていて、そこが最後まで出ていたのはよかったかなと思います。4年生は正直、僕がキャプテンっていうので頼りないなっていうのを分かりつつもキャプテンにしたと思うんですけど、そういう自分が足りない部分っていうのを支えてくれたのがすごく多くて…。男子は男子のチームのことを支えてくれましたし、のり(多田さん)を始め女子のみんなもチーム全体のことを考えて動いてくれていたかなと思うので、そこはすごく感謝しています。多田には色々相談にものってもらいましたし。同じ方向を見てのチーム作りっていうのを、男女全体で出来たっていうのは自分の中でも大きな収穫だったと思います。岳(栁下さん)には、あまり何も心配していないですし。実力的にすごく引っ張っていけるようなタイプだと思うので。来年は今年を反面教師にしてやってってほしいなと思います。よくこういう部活の引退するときって「早かった」って言う人が多いと思うんですけど、自分は違って、正直「結構長かったな」っていうのがあって。その「長かった」って感じるっていうことは、自分の中でプラスに考えると、それなりに向き合ってきたんだなっていう感想があるので…。とりあえずそれが終わったんだなっていうので、ほっとしてるというか、気持ちを落ち着かせて、お疲れ様でしたって自分に言いたいです。」
#7浅木
「やっぱり難しい試合になるのはわかってたんですけど、1点取られて、ミーティングでもフリーシューとかで点が取られちゃうことがあっても気にしないでいこうって言ってて、後半追いつくことができて、いい流れになってたし、すごい良かったなと思ったけど、でも勝ち切れなかったのは悔しいと思います、でも出し切れたのかなと思います。(満足度は)99点ですかね。(その1点は何か)やっぱりどっかで優勝したかったですね、でも楽しかったかな。(星さんは)不器用な男ですけど、勝ちにこだわるってずっと言ってて、そこの軸はぶれないところは好きですね。同期に恵まれたかなと思います、2年の時新人戦でキャプテンやってて、その時も周りに支えられたし、まあやってこれたのも同期のおかげですね。後輩はすごいうまいし、人数もいっぱいいるし、絶対優勝してもらいたいです。」
#3田中(済4)
「今15人メンバー登録できて、そっから実際に出れるのが10人、キーパーも含めて、その中に入れなくて、実際自分はベンチで見てるだけだったんですけど、正直入れてない中の1人だったんですけどやっぱり結果が負けだったので、悔しかったなぁっていうのが一番に出てきます。でも去年とか一昨年とかの先輩は結構ピリピリしてて、それに対してうちらの代は普段と変わんないように宿とかでも過ごしてて、そのまま試合には入れたかなと、それはある意味リラックスしててチーム全体としては良かったかな。俺と星は中学の部活から一社で、中高大10年間部活一緒だったんですけど、よく頑張ってくれたなって感じですね、本当にそんな器用なやつじゃないんで、多分色々苦労したこともあったと思うけど、その中でもチームをしっかりまとめてくれて、最後の試合とかもう応援とか全員含めてすごい良い雰囲気でできたんで、星がチームのことを考えて動いてくれて、それを後輩とかがしっかり受け止めてくれて、そういうところはしっかり感謝しています。実際メンバーは外れちゃったけど、それまでにやってきたとは思うし、競技スポーツはこれで最後にしようと思ってたから、やっぱその中で自分はどうしたら上手くなってメンバーとしてチームに貢献できるかなっていうのを考えて、最後メンバーには入れなかったけど、悔いはないかな。(満足度は)100点です。今の3年の男子が2人しかいないので、彼らを下から、1年2年が支えられるように、チーム全体として押し上げられたら自分たちより強くなれると思うので、インカレ優勝して欲しいですね。」
GK望月
「申し訳ない、と思いますやっぱり。新谷に色々託しすぎて、最上級らしくなかった。今年始まってから、就活とか就活終わってからも調子が上がらなかったりで。就活後にAチーム入ったのが、このインカレが初めてだったから。新谷に他の大会は託し続けてきたので、最後の大会ぐらいは助けてあげたかったけど、最終的に決勝点決められてしまったので。申し訳ないという気持ちがあります。本当に紆余曲折あって、何回もやめようと思ったけど。それでも続けてこられたのは、同期含め先輩後輩、人に支えられてこられたことが大きいので、周りの人達に感謝しかない4年間かなと思います。やっぱり同期の存在っていうのは大きい。ありがとうと言いたいですね。星もオレと同じで、器用なタイプではないから。みんなで支えようという気持ちでやってきたので、良い距離感で全員でやってこれたのかなと思います。本人も頑張ってるし、それを支えようという相乗効果で頑張ってこられたので、良い主将だったんじゃないかなと思います。(新谷さんへ)思いを託すというよりも、申し訳ないっていうのがあります。でも新谷がかたちになってなかったらこういう風に出そうっていう気持ちになってないわけだから、自分で努力してあがっていってくれてインカレも一緒に出られたので、本当に新谷の努力が個人的には嬉しかった。それで、来年、勝つのと負けるのではこれだけ違うから。今年のチームスローガンは「勝ちにこだわる」だったけど、今まで以上に新谷には勝ちにこだわってほしいなと、あと男子のGKでは一番上の学年になるので後輩を引っ張っていってほしいなと思います。技術もそうだけど、今日来た先輩にも言われたんだけど神経というか精神的に強くなったねって言われたから。そういったところで、なんとかかたちにできて、ここまでやってこられたから、疲れたな~って(笑)」
#5後藤
「気持ちとして、1点負けてる場面で、最後のインカレでチームのために1点取れたっていうことはよかったです。抱き合ってたのはやっぱり、味方、後輩とかが活躍してくれてて、同期でも打てないメンバーももちろんいる中で、そうした人たちのことを考えたときに、自然と喜べました。悔しい気持ちはもちろんあるんですけど、それ以上に今年に入って、4年になって試合をあまり楽しいと思うことはなかったんですけど、インカレはすごく楽しみながら試合をできたっていうか。悔しさもあるんですけど、それは来年後輩たちが晴らしてくれるかなと思っています。個人としては結構楽しめました。正直、やっと引退したなというか、やっと終わったなというか笑 その中で、後輩たちがすごく上手いので、来年のインカレも楽しみに行きたいなと思います。このメンバーともうホッケーやることはないと思うと、そこだけは寂しいかな〜。今いるメンバーと、最後勝ちで終われればベストでしたね。そこは悲しいです。モチベーションの浮き沈みもありながら、色んな人とかにささえられて。色んな人に教えてもらったりして。引退した先輩たちや後輩たちが自分の励みになったりして。本当に多くの人に支えられた四年間だったなと思います。 (星さんに対して)全然完璧な主将でもないし、めっちゃ1人でぐいぐい引っ張ってく人じゃないですけど、チームの雰囲気っていうものにすごい気を配ってくれていて、僕たちの意見も取り入れてくれたりしていたので、僕たちも意見を言いやすくて。不器用ですけど、自分は今までの主将のなかで一番好きです。星くんのために勝ちたいって思わせるような、そんな主将です。星くんがある程度大きな枠を作った中で、その中でみんなの意見を取り入れてくれて。最後はまあ星くんが決めるんですけど、でもみんなの意見を踏まえた上で星くんが決めてくれていたと思います。言えば聞いてくれるっていう感じで、すごくやりやすかったです。こんなんですいません笑 (後輩に向けて)やっぱりみんな上手いんで、今あまり出れていない人たちも試合に出れるように頑張って。今出ている人たちは責任を持って、能力はあるから、それを活かして。来年は優勝してください! 」
#4高殿
「自分自身決定権が2回くらい、フリーシューも含めてあって、そこを決めきれなくて。ほんとにいろんな人が頼みますとか高殿さんなら大丈夫ですよって言ってくれてほんとにその期待に応えたいってのがあって。そこを期待に応えられずに試合を終えてしまって、悔しかったというか、後輩に何も残せなかったっていうのが辛かったっす。後輩が上手いっていうチームだと思います。ただ僕たちの代にも強みがあって、自分たちの役割りをきっちりやる。チームのために何ができるかっていうのがうちの代の強みだと思って。それがうまく合わさって後輩たちの個が暴走しないように、しっかりと役目を果たす4年生、そんなふうにバランスのとれた、4年間やってきた中で、個人的な意見なんですけど、一番いいチームみんなで戦ってるし。自分はチームを引っ張ることが役割かなって。みんなが期待してくれてるのは周りの応援だけじゃなくて、メンバーからもそういうふうに。だから自分が先頭に立ってゲームを作ったり勢いづけたりするのが役割だったのかなって思います。(星さんは)ほんとに真面目、っていうようなやつでしたね。頑固というか自分が曲げない部分が強くて、それはあるときでは面倒くさいというか、もうちょっと柔軟に考えた方がいいなって、逆に一本しっかりとした軸がある中で自分たちも尊敬できたし、ついていきたいと思えたキャプテンです。自分の中の立ち位置として、結構後輩のときから試合に出させていただいていたので、出る後輩の気持ち、例えば先輩のために頑張らなくちゃいけないとか、自分が思う以上にいろんなものを背負ってプレーしてしまうようなことがあると思うので。そこは何度も後輩に声かけて自分のためにプレーしてほしい、自分たちの大会だと思ってやってほしいって声かけてました。最初は個人個人なチームだった、それは去年のチームづくりの反省を生かして個の力を伸ばそうってのがあって、個っていうのを最初意識して。チームとしてはあまりよくない状態でスタートしました。自分勝手なプレーをする、それがだんだん年月かけて、1年かけてチームとして自分の個も高められたし、個を高めた中でチームとしてどう動くかってのがこの1年間で作ることができたと思います。(後輩たちには)来年優勝してくれってのが正直な気持ちですね。自分たちが優勝を一回見させてあげたかったなってのが強かったですけど、それが叶うことは出来なくて、挑戦する権利を失っちゃったのでまだある後輩たち、出来る実力は全然あると思うのでその力をあと1年間伸ばしてチームのために何が出来るかを考えて、来年自分たちが今作ったチームよりもいい形でインカレに挑んで優勝してくれってのがあります。」
佐川(理4)
「同期で今まで優勝を経験していないメンバーで優勝を目指してやってきたっていう思いだったんですけど最後やっぱり届かなくて、悔しいって思いもあったしやりきったっていう気持ちもあります。 (星さんは)同期、後輩からもしっかり意見できるようにできていて、誇らしいキャプテンというかいいキャプテンだと思います。やっぱりキャプテン心がないキャプテンということで、そういうところが後輩から色んな意見出たりそういう意見取り入れたりでチームをうまくまとめられてたかなと思います(4年間終えて)色んな経験あったんですけど、楽しいこととか。辛いことの方が多かったんですけど、最後こういう風に全員で上手くできて良かったなって思います。僕は入ったのも遅くてついて行くのでまず辛かったですし、新人戦で追いついたと思って、で負けちゃって。そこでまた辛いなって思ってなかなかモチベーションが上がらない中で、また3年生でインカレメンバー入れずに、ここから頑張るぞって時にまた休部ってなって。辛いことが多かったんですけど、最終的にこのメンバーでやれて良かったなと思います。このメンバーは全然ロラホのやってる時でもやってない時でも仲良くて、やっぱり一致団結出来ていて。やっぱり本当に信頼できる仲間みたいな感じで良いメンバーだったと思います。僕たちの代が4年連続ぐらいでインカレ優勝を逃してるので、やっぱり優勝見て見たいって感じですね。」
#6栁下
「今年のチームはずっとそうだったんですけど、競り負ける。内容は良くても最後の最後で1点差で負ける試合しかなくて。国学院大、専大とのゲームが全部1点差で負けてて、なんでかなって考えるんですけど。オレはまだ3年で来年もあるので、本当に4年生にお世話になりっぱなしで決勝で恩返ししたかったんですけど。その足りなかった1点差を見つけて、来年勝てればいいかなって思います。結構まだみんな青いというか、点取られたら焦ってくるし点取ったら軽くなるし、それがでたかなと思います。オレはそんなに焦ってはなくて、実際守れてたし。その後自分たちの時間も作れたので、頭ははっきりしてましたね個人的には。4年生がわりとテンパってて(笑) 今年のチームはわりと自分発信でやることも色々あって、自分勝手なことも失礼なこともあったと思うんですけど、それでも温かく見守ってくれる器の大きい人たちしかいなくて。インカレだからではなくて、いつもやっているように焦ってるなと思ったら声出して、パック持って落ち着かせてというのが自分の持ち味でもあるので。自分の思ったことははっきり言っちゃうし、試合中に敬語なんか使ったことないし。それでどうこういう人ってたぶん本気で勝敗にこだわっている人じゃないなというのがあって。4年生は本当に受け入れてくれて、むしろ好きな風にやっていいよって言ってくれて。お前のチームだぞって言ってくれてた分、本当は日本一というかたちで恩返ししたかったんですけど、オレが恩返しできるのはそれだけだと思っていたので。それができなくて申し訳ないし、残念ですね。星くんは不器用で、口下手で、くそ真面目で。たぶんオレとは正反対にいるくらいの性格の人なんですけど。 今年のチームで一番チームのこと考えてたのは星くんだし、メンバー全員が星くんを勝たせてあげたいと思う、思わせてくれる人柄の人だったと思います。星くんが何とかしてってよりも、できないから全員でなんとかしようというか。その中でも、星くんなりのぶれないモノがあって、それはチームファーストに考えたことで、最後まで変わらない気持ちがあって。個人的には立教新座のサッカー部時代からお世話になってて、ローラーホッケー部入ってからは6年くらいの付き合いになるんですけど、迷惑かけっぱなしで。悔しいですね。立場上、自分が主将になりますけど。たぶん人よりはチームを引っ張れると思うし、客観的に考えて戦術考えてやれると思うんですけど。その反面、チームが自分の色に染まってほしくないというか、就活とかもあってコンディションとか難しい1年になると思っていて、そういう意味では、これは2年には言っているんですけど、2年のチームになるぞって。オレら3年はプラスαぐらいに考えてもらって、その中でバランス取ったり、ちょいちょい口出しはして、1点差競り勝つ、その1点差になにが詰まっているのかを突き詰める1年になるかなとは思っています。2年生は意識的には、どうしたらチームが強くなるかとか考えているやつが多くて。正直この組織は体育会の組織としてまだまだ甘いし、それは入部した時から思っていて、でも自分みたいな考えの人って案外少なくて、でも同じような考えの人が2年生には多くて、そう意味では心強いですし、一緒にチームを作っていく身としては頼りにしています。毎年になりますけど、インカレでアベック優勝がこの部の目標なので。それが達成されなければ失敗だし、そのためだけにオレらは活動しているので。」