【サッカー部】あと「一点」だった あと「一歩」だった

◆JR東日本カップ2018 第92回関東大学サッカーリーグ戦 【2部】◆
10月21日 対日体大 立正大学熊谷キャンパス

相手のディフェンスを交わし攻撃する吉田

 

早くも後期リーグ折り返し地点となったこの日勝点ではぶものの、得失点差で負けている日体大との直接対決となった。1部昇格ために絶対に負けられない立大は選手全員気合十分に試合に臨んだ。実力はほぼ互角、試合は一進一退の攻防を見せた。12体大先制点を許したものの、わずか分後内田(現1=國學院久我山からのパスを綺麗に合わせ吉田(コ3=JFAアカデミー福島)が同点ゴールを決めた。その後互いに譲らず同点のまま試合は続いていたが前半30、一瞬の隙を突かれ日体大に追加点を許した。後半もあと一歩のところで得点に結びつかず、その点差が覆ることはなく、試合のホイッスルが鳴った。

  先制点を奪われた前半12分、立大の選手には落胆よりも燃え上がる闘志が色濃く見られた井上(法4=桐光学園からのロングフィードがこの日調子のよかった1年生内田へとボールが渡った。右サイドバックの桂島(法2=八千代)がオーバーラップし、チャンス広げた。相手が桂島へと気を取られている隙に、ゴール手前の吉田へとボールが回った。そこからは吉田の独壇場だった。うまくトラップし相手選手を抜き、ネット右側ぎりぎりのところにボールを収めた。先制点を奪われた前半12分からたった2分間の出来事だった。

 1-1となり、俄然盛り上がる立大サイド。応援席の興奮も最高潮なった。だが、興奮が冷めぬうちに立大サイドにピンチが訪れた。右サイドを上がってきた相手選手サイドバックが対応できかわりにセンターバックがマークについた。センターバックがサイドにずれたことによりセンターバック位置ががら空きなった。日体大にとってはこの上ないチャンス。中央から放ったボールは、キーパーの手をはじき、ゴール手前にこぼれた次の瞬間にはキーパーの真横をすり抜けたボールがネットへと吸い込まれていった。立大にとってはとても大きな失点となった前半30分だった

 1-2で迎えた後半戦。何としてでも追いつきたい立大は粘りを見せる。しかし相手のディフェンスも固く、なかなかペースをつかめないまま、追加点を決めことができずに1-2のまま試合は終了した。選手は試合後日体大のプレーに対し自分たちがプレスしてもなかなかボールが取れない」ボールをつなぐのがうまいと、振り返った。

 「昇格するためには絶対に勝たなければならない試合った。」と悔しさをあらわにする選手であったが、「これからは昇格するためにほぼ全勝していきたい。」と、既に気持ちを切り替え次戦に向けて気合を見せた次戦は一週間後、立正大学と対戦する。相手のホームでの対戦とはなるがそれを跳ね返すだけの選手たちの気合が感じられた。来週の試合に期待したい(10月21日・中村このみ

 

◆コメント◆ 

21 内田選手(現1=國學院久我山

今日の試合結果

昇格するためには絶対勝たなきゃいけない試合だったんですけど、勝てなくて、でも次節絶対に勝ちたいと思っています。

 

今日のアシスト

ここ二試合スタメンで出させてもらってたんですけど、なにも自分ができていなくて、今日ここで結果出せてよかったです。

 

一年生として出てることでの自分の役割

一年生が自分一人しか出ていない中で、自分が活躍することでこれから四年生に貢献できたらいいなとおもっています。

 

今日の相手チームの日体大についての印象

自分たちがプレスかけてもなかなかボールが取れなくて、シュートまで行かれちゃってうまかったです。相手のフォアードとかがとてもうまかったです。

 

次戦に向けて

関東一部昇格に向けて、なにがなんでも勝ちたいと思っています。

 

#10吉コ3=JFAアカデミー福島

ー今日の試合を振り返って

勝ちたかったです。(昇格争いしてる相手だから?)そうですね

 

ー日体大相手にどういう対策をしてきたか

前期に対戦したときに前からハメにいってうまくいかなかったのですが、今日も最初は前からいっちゃってはがされて失点してしまいました。前回それで(前からハメにいって)失敗して、また同じことやっちゃったなって

 

ー前からハメにいくのは試合前からチームで話していたのか

最近は前からハメにいこうってチームで取り組んでいて、それがうまくいかなかったですね。入りが悪かったってのもありますけど

 

ー得点シーンを振り返って

よく見えてなかったんですよね。振り抜いたら入りましたね

 

ー利き足とは逆足でのゴールだったが

そうですね。最近右足練習してるんですよ。左は(相手から対策されて)めちゃくちゃ切られるんで。まああんな形のシュートは練習してなかったんですけど、とにかく右足で決められて良かったです。練習の成果が出たっていう意味で

 

ー終盤に相手はブロックを敷いてカウンターというはっきりとした狙いを持ってやってきたが、どう崩そうとしたか

自分はとりあえずもらったらドリブルして交わしてシュートまでいきたかったんですけど、相手も枚数いたんでそれも上手くいかなくて、結局最後は蹴るサッカーになっちゃいました。(本当は繋ぎたかった?)そうですね

 

ー今日の敗戦によって立正、日体と離されたが、昇格に向けて今後どう戦っていくか

もうほぼ全勝しないと昇格できないと思うんで、とりあえず次の立正には絶対勝って、まだ昇格は狙えるので、諦めずにやっていきたいです

 

ー立正戦に向けて意気込み

そんなに(前期で対戦したときの)印象はないんですよね。なんか負けてしまって、なんか立正は連勝してるっていう。今日の試合も立正は逆転で勝ってるので、次節は最後まで戦ってくると思います。でも立教もそこが良いところだと思うので、最後まで気持ち切らさずにやっていきたいです

 

#24 原大知選手 営2=セレッソ大阪U-18

―出場時間の短い中で今日を振り返って

後期リーグに入って一番大事な試合でした。チームとしては勝ちたかったという思いが一番強いです。

 

―試合前

3、4位直接対決で、絶対に落とせない試合だし、日体は倉さん(倉又監督)の元、監督していたところだったので、倉さん自身も負けたくないという気持ちが強かったと思う。なので、絶対に負けないような戦いをしよう、戦い方とかそういう話はあまりしなかったが、根性論というか精神的なところで勝とうという話し合いはしていました。

 

―試合展開を見ていてどうでしたか

相手が強いということはわかっていましたし、ボールをつなぐのがうまいということもわかっていたので、失点した時はこのままどんどん点を取られてしまうのではないかと思いました。直矢(#9吉田)があそこで点を取ってくれて、そこから勢いが来るのかと思ったんですけど来なかったので、難しいですよねサッカーって。あそこでもう一押しできれば、今日の試合に勝てたし、あそこで追加点を取られてしまったから負けてしまったのだと思います。

 

―最後の10分くらいしか出られなかったが

たぶん今日あまり長い時間試合に出られなかったのは、今風邪ひいているので。風邪ひいていて監督が知っているのかわからないですがそれでたぶん、出場時間が短かったのではないかなと思います。紅白戦も含めて調子は良かったので、そうじゃないかなとは思っています。

 

―風邪ひいてた

そうですね、めちゃくちゃ。喉痛いです。声がいつもと違うんですよね。

 

―前節に勝って勢いがあったのでは

勝ち点43というのを目標にしていく中で、今日は絶対に落とせない試合だったし、流れももちろんいい流れ出来ていますし、戦術を変えたという話を前にしたじゃないですか。その戦術もちょっとはまってきていいサッカーが出来るようになってきたから、自分として面白い試合になると思っていました。まあ、相手がうまかったので自分たちのサッカーがあまりできませんでした。あSBがどうするというサッカーはあまりできなかったと思います。

 

―1、2点目も同じような失点だった

失点のシーンの反省というよりは、どう攻めるかということしか今日は反省していないですね。あまり。今日は別に守備の行き方とかは、前期はあまり前から行かずに戦って勝てたということだったんですけど、今日は忘れて最初行ってしまったのでそこでたぶん後手後手になって2失点してしまったと思います。そこは試合前にしっかりミーティングしておくべきだった。

 

―攻撃は

攻撃に関してはSBをどう使うか。クロスを上げてどう合わせるかというのが、自分たちのやっているサッカーだと思うので、そこをもっとサイドにつけた後、クロスを上げるシーンというのが自分も今日1本上げたのですがGKに取られてしまったので、そこの質を上げて、中の質を上げてということが大事になってくると思います。

 

―サブで途中からという役割だが

自分としても最初から試合に出たいですし、まあやはりこういう立場にいる以上、短い時間で結果を残さないといけないのは難しいと思います。まあ、ほかの選手がつかれている中で自分はフレッシュな選手なので、その中で1つや2つチャンスを作れたらいいなと思っています。まあ難しいですよね。

 

―練習の中で意識に変化は

別に特に変わってはないですね。いつでもスタメンで出るつもりで僕はやっています。あまり変わらずやっています。

 

―体調を戻して

そうですね、とりあえず。(―調子は悪くない)全然(悪くない)

 

―次節以降は期待できる

風邪が治ればという感じです。監督が使ってくれればという話ですが分からないです。そこは

#9 吉澤選手コ4=都立駒場高校

 

ー試合を振り返って

日体とは勝ち点差同じで迎えて、誰しもがチームのみんなが重要な試合ってわかっている中で臨んだ試合だったんですけど、立ち上がり日体のペースというか、やるサッカーに戸惑っていて、自分たちのプレッシャーのかけ方とかどうボール奪うかとか考える時間が長くて。

(ー相手にそれがハマる、合わせるまで時間がかかったと)そうですね。合わせるまで時間が長くて、失点してしまったという形なんですけど、個人的には立ち上がりチャンスあったのでそれを決めれたらもっとチームが助かったんじゃないかなと思ったんですけどね。

 

ー日体大の印象としては?

19番上手いですし、怖かったですし、FWも見習うべきところもあって、身体の強さとかそういうところが上手いなって思いましたね。

 

ー吉澤さんはハイボールでは負けなかった

そうですね。ハイボールとかは後期はけっこう自信持ってやれている部分はあるので、そこは絶対負けたくないですし、負けちゃだめな場所だと思っているので、CBには勝てていたかなと思います。

 

ーゴールキックなどは吉澤さんがやはりターゲットマンに

そうですね。自分に当てて俺がそらして、直矢が後ろにいてセカンドボール拾うっていうのを倉さんにも教えてもらっている形なので。

 

ー同点ゴールのシーン

あんま覚えてないんですけど、そんな自分絡んでいなくて。ウッチー(内田)がオーバーラップ使わないで直矢に当ててって感じだったと思うんですけど、あれとかけっこう良かったと思いますね。直矢もいいスペースに走りこんでいて、自分はあんま絡んでないですけど。つってたって言い方してくれたら嬉しいですけど、特には何もやっていないですね。

まあ相手引きつけるっていう意識はありましたけど、特には何も。

 

ー惜しいシーンつくっていた。前半のうちに追いつきたかった

1-2になったときに前半のうちに1点取りにいくぞっていうのはチームに伝えていて、コーナーとか何本かあったんですけど、そこ決めていれば後半ももっといい形で入れたし、勝てたんじゃないかなって思いました。

 

ーあと一歩のところ

そうですね。そこの差は大きいかなと。個人の能力とか含めて、戦い方とかボールの回し方っていうのは点差以上の差はあるのかなって思います。

 

ー次戦は立正大と

立正も今日勝って少し上にいって、勝ち点差5になったのかな。これ以上離されたら1部昇格っていうのは達成できなくなってしまうので、絶対勝つっていう気持ちで、個人的には後期初得点を、本当に早く決めないとダメだなって思っているので頑張ります。

 

ー目標の勝ち点まで残り落とせない

そうですね。もう本当に落とせないので、全勝する気持ちで頑張りたいですね。

 

 

関連記事一覧