【バスケットボール部】2部残留へ、黄信号か…
◆第94回関東大学バスケットボールリーグ戦◆
10月14日 対法大 江戸川大学駒木キャンパス
9月23日以来、勝利から遠ざかっている立大は現在リーグ10位。3部への自動降格が危ぶまれる中、今一度奮起したい一戦だったが、法大の高さを生かしたDFやアウトサイドシュートに終始苦しむ。#24木口(法2)や#30根本(文2)など2年生選手が躍動するも、またもチームは敗れた。
まず、開始直後に先制点を決めたのは立大。#24木口の3Pシュートで幸先良いスタートを切る。だが、後が続かない。相手に14連続得点を許し、主導権を完全に握られてしまう。第1Qで、僅か9得点しか奪えず、9−25と大量ビハインドを背負って第2Qへと進む。
#24木口は、引き続き第2Qでも、チームの得点源としての働きを存分に発揮する。3Pを含む計4本のシュートで相手に詰め寄ると、それに応えるかのように、同学年の#9神田(営2)や#30根本も続く。2年生の活躍で点差を少し縮め、31-43で前半が終了する。
まだまだ逆転のチャンスはある。第3Qで先陣を切ったのは#6井関(法2)。きれいなアーチを描き、リングに吸い込まれていく。流れは立大…。とはいかず、決めれば相手も負けじと攻めてくる。点が取れていない訳ではない、離したくても離せない。コートには「リバウンド頑張ろう!リバウンド!」。横地の声が響き渡った。
15点ビハインドで迎えた第4Q、輝いたのはやはり「30」だった。相手の高さを活かしたディフェンスをもろともせず、シュート放つ。このたった10分間の間に3本の3P、3本のシュート、計15得点。チームの主力である彼の存在感が再確認できた“価値”ある10分間だった。
しかし、それでも点差は縮まらなかった。雰囲気は決して悪くないものの、相手が一枚上手だった。秋季リーグも残すところ5戦、1つでも多く“勝ち”を奪いたい。(10月19日 大木紫万・藤部千花)
◆コメント◆
♯30根本
―今日の試合を振り返って
負けはしたんですけど、今週の2試合はみんなのディフェンスとかルーズボールとか泥臭いところの意識が少しずつ変わったかなと思います
―先週から苦しい状況が続きますが
終わってしまった試合は仕方ないので、これからの5試合も一つでも多く勝てるように、一生懸命プレーするだけです
―自動降格の枠はまだ確定はしていない
あとの4/5試合ぐらい勝たないと相当厳しいので、一つでも多く勝つだけですね
―チームの雰囲気は
ここにきて前よりまとまってきたかなとは思います
―勝つしかないというところで
もう一生懸命やるだけなので、自分のできることを
―けがをしていた木口さんの復帰もありますか
それもあると思います。あいつが戻ってきたのは結構大きいですね
―今日の3ポイントがよく決まっていましたね
入りましたけど(笑) 打つしかない状況で、それがたまたま入ってただけです(笑)