【テニス部男子】2部昇格へあと一歩及ばず
◆平成30年度関東大学テニスリーグ2部―3部入れ替え戦 対専修大◆
9月22、23日 専修大学伊勢原総合グラウンド
3部2位という結果で、2部−3部入れ替え戦に臨んだ立大。対するはホームコートでの試合となる専大。雨の影響もあり、二日間に及んだ戦いは、セットカウント4−5の接戦の末敗れ、3部残留という結果に終わり、この試合で4年生は大学競技人生に幕を閉じた。
D1では上島(営4)・上野(営2)ペアが出場。実力もあり、高身長ペア。高い打点から放たれる高速サーブはとても魅力的だ。そのサーブが今回も冴え渡る。ファーストセットは、2連続サービスエースで奪取。続く第2セットは相手も取り返す。互角の展開が続くのかと思いきや、サーブで相手を崩し、3連続でセットを取り、セットカウントを4−1とする。この流れのまま、1ゲームを先取することが出来ると思ったが、さすが相手は2部。ここから相手は別のチームになったのかと思うほどの逆襲を見せる。相手のタイミングの良いボレーに完全に流れを失ってしまい、3連続でセットを落としてしまう。セットカウントは4−4。続くセットで、立大は上島の3本のサービスエースで、セットを取るも、そのあとは、2連続でセットを落とし、結局セットカウント5−7で第1ゲームを落としてしまう。巻き返しを図りたい立大であったが、相手も味方の声援で波に乗り、力強いサーブとボレーが猛威を振るう。立大の得点も、相手の凡ミスからの得点によるものが中心で、なかなか流れを掴むことができない。結局このゲームは取って取られての展開になるも、最後は力及ばずセットカウント4−6で敗戦となってしまった。最初は、圧倒していただけに、非常に悔しい試合となってしまった。
ずっと2部昇格を目標に、戦ってきた今回のリーグ戦。入れ替え戦までは進むことが出来たが、後一歩及ばず、2部昇格の夢は、このチームでは成し遂げることは出来なかった。この試合も、立大と専大でそこまで力の差は無かっただけに、相当悔しい敗戦になってしまっただろう。このチームでの2部昇格は成し遂げることが出来なかったが、次の新チームでは、昇格するだろう、と主将恒松(営4)は期待を寄せる。確かに今大会の主力が多く残る新チーム。チームとしても、個人個人としても成長して、来年こそは同じ舞台にまた戻ってきて念願の2部昇格を果たして欲しい。これからも立大テニス部の活躍に目が離せない。(10月14日・善本涼)
《試合結果》
ダブルス
D1 上島・上野 × 5-7、4-6
D2 金子(営2)・坂本(済2) ○ 4-6、6-4、6-3
D3 甲賀(営4)・所司(営3) × 3-6、6-4、4—6
シングルス
S1 金子 ○ 6-2、6-3
S2 上野 ○ 6-2、6-3
S3 所司 × 0-6、1-6
S4 甲賀 × 3-6、1-6
S5 長沼(営3) × 7-6(5)、2-6、2−6
S6 坂本 ○ 6-4、7-5
計4−5