【野球部】「Go all out! Be aggressive.」秋季リーグ戦直前 慶大戦事前インタビュー② 柳町達選手
秋季リーグ戦直前 慶大戦事前インタビュー
慶大へのインタビュー第2弾を飾るのは柳町選手。第1弾の郡司選手と並び慶大の打線の核となる。球を左右に打ち分ける対応力に優れ、「六大学随一の天才打者」とも呼ばれている彼に話を伺った。
◆柳町 達(3年=慶應義塾)◆
―春優勝したが、個人的な収穫や反省はありますか。
優勝しましたが、個人的には悔しいシーズンでした。打率があまり高くなく、自分自身あまり打てなかったシーズンという印象があります。優勝はすごくうれしいですが、自分の成績的には悔しいシーズンだったと思っています。
―侍ジャパン大学代表(六大学選抜)として台湾で生活する中でわかった慶大の良さはどこですか。
一塁への全力疾走やカバーリングなど、やるべきことをしっかりやることがチームで徹底できていることと、全員で戦うところが慶大のいいところだなと思いました。
―どういうところで感じましたか?
アウトになったら諦めたりする選手がいる中、河合さん(慶大4年=関西学院)は走っていました。そういうところを見ると徹底できていると思いました。
―練習でいちばん話した選手は誰でしたか。
同じ部屋が早稲田の加藤選手(早大3年=早稲田実業)で、同じ外野手なので、1番喋りました。
(-立大でいちばん話した選手は)松﨑さん(文4=横浜)です。
―この春の立大の印象はどのようなものですか。
投手陣が安定しているので、そこを打ち崩していかないといけないです。バッター陣もけっこうしぶとく、つながられると怖い打線なので、そこが印象的です。
―打線の中で怖い人はいますか。
飯迫さん(社4=神戸国際大附)は広角に打てますし、藤野(営3=川越東)も一発があるので、怖いと思います。
―秋立教で怖そうな選手はいますか。
やはり田中誠投手(コ3=大阪桐蔭)です。6勝達成しているエースを打たないと勝てないかなと思っています。
―最後に秋への意気込みをお願いします。
昨年の秋、今年の春と連覇したので、チームとして三連覇を目指したいです。個人的には三割五分から四割を超える打率を残したいです。
(10月11日 取材 浅野光青・川合昴生/編集 佐藤美櫻)
◆柳町達(やなぎまち・たつる)1997年4月20日生まれ。慶大商学部3年。右投左打/外野手/慶應義塾/180㌢72㌔。 昨春、本塁打が1本も出ず、振るわないシーズンとなった。夏に大学代表として世界を経験。「六大学随一の天才打者」としてチームに貢献することを誓う。