【野球部】「Go all out! Be aggressive.」秋季リーグ戦直前 慶大戦事前インタビュー① 郡司裕也選手
秋季リーグ戦直前 慶大戦事前インタビュー
今週末迎える慶大戦。5週を終えここまで勝ち点を落とさず、首位を走っている昨季王者・慶大。この夏、侍ジャパン大学代表(六大学選抜)でも女房役を果たした、郡司選手に連覇を果たした春季リーグ戦以降のお話を伺った。
◆郡司 裕也(3年=仙台育英)◆
―この春は自身2度目のベストナインを立大の藤野(営3=川越東)などがいる中で取ったことについてどう思いましたか。
ベストナインはこだわっているところの1つです。特に藤野は去年の秋(ベストナインを)とって今回ジャパン(侍ジャパン大学代表のこと)にも選ばれて、「負けてらんないな」と思います。「あいつには負けたくないな」と思ってずっとキャッチャーをやっています。控える秋も藤野に負けないようにすることが大きなテーマの1つです。
―藤野選手とはお話しますか。
仲が良いです。(―いつ仲良くなりましたか)ジャパンの選考合宿の時も2人部屋で同じでした。同じチームに川越東出身の高橋佑(3年=川越東)というピッチャーがいて、藤野と仲が良いので一緒にご飯へ行くこともあります。(―仲はいいがライバル関係)そうですね。
―この春に立大と対戦した時の印象はどのようなものですか。
チームカラー的に打つチームで、打順がどこであろうと打ってくるチームという印象です。日本一を経験したピッチャーが残っていて、チームを乗せてしまうともう止められないイメージなので、いかに慶大のペースで野球をやるかが重要です。やはりクリーンアップには打たれたくないです。
―キャッチャーから見て打撃陣は気になりますか。
みんなポテンシャルが高く、江藤(済3=東海大菅生)や、三井(コ2=大阪桐蔭)、藤野、飯迫さん(社4=神戸国際大附)あたりは、常に警戒しています。
―秋に向けての意気込みはありますか。
ここまで連覇し、三連覇がかかっている中ですが、簡単にできないことは十分承知です。昨年秋の優勝も今年の春の優勝もギリギリで、自分たちのやれることを突き詰めギリギリで勝った優勝でした。同じことをしていると勝てないので、日頃の生活や、プレー、全てを新しいことにしていくぐらいの革新的なことをしていかないと勝てないことはわかっています。そのような細かいところで準備を怠らないようにして、秋に臨みたいです。
(10月11日 取材 浅野光青・川合昴生/編集 佐藤美櫻)
◆郡司裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年12月27日生まれ。慶大環境情報学部3年。右投右打/捕手/仙台育英/180㌢85㌔。 打線の核となる存在。この夏、侍ジャパン大学代表(六大学選抜)として金メダルを獲得した。現在の打率は2割8分6厘。