【弓道部女子】涙のあと3中… ブロック2位で今季を終える

平成31年度東京都学生弓道女子部リーグ戦

9月30日 対明星大 芝浦工業大学弓道場

●立大 49 ― 52 明星大○

あと3中に泣いた。勝てば入れ替え戦進出が決まる対明星大戦。三立目で久貝、田沼が連続して皆中(4射中4射全てを的に当てること)を決めるも…。勝利には、あと一歩及ばなかった。
 勝たなければならない一戦だった。秋季リーグ戦4戦目にして3勝0敗と無敗を誇っていた。この試合を決めれば入れ替え戦への切符が手に入る。ずっと目標にしてきた2部昇格にぐっと近づけるはずだった。「今日は勝つことが大前提の試合でした。でも、すごく緊張してしまって…」(田沼)。試合後、道場には肩を震わせた彼女たちの姿があった。
 うつむいたままではいられない。リーグ戦4戦すべてが終了し、Bブロック2位と好順位で今季の幕を閉じた。来年こそは、必ず2部へ。彼女たちの挑戦はまだまだ続いていく。

(10月8日・桒原由佳)

◆コメント◆
落・田沼
「この試合は4年生が引退するか、まだ現役続行であと2週間3週間と一緒に引けるか、というのがかかった大事な試合でした。今日の試合に勝つことが目標の2部昇格に向けての大事な一歩だったので、勝つことが大前提の試合だったと思います。ですが、すごく緊張した試合で、前日からどんな試合になるのか予想が付かない部分がありました。 今季のリーグ戦に関しては、目標としていた60中が出せずに終わったことはすごく残念なのですが、皆が全力で出来たのではないかなと思っています。」

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