【女子バスケットボール部】連勝止まらない! 昇格めがけてまっしぐら

第68回関東大学女子バスケットボールリーグ戦

9月16日 対関東学大 神奈川大学湘南ひらつかキャンパス

2部Bブロック、現在上位を突き走る立大は関東学大との第2戦を迎えた。昇格に向けて連勝を繋げたい彼女たちは、この日も健闘し見事85—58で勝利。次の神奈川大戦に向け、更に弾みをつけることができた。

第1Q序盤は、関東学大の中核を担う#4可知のプレーに苦しめられる。リバースレイアップ、フローターショットと多彩なレイアップを持つ彼女が得点を決め、開始早々相手のベンチが盛り上がりを見せた。その後も#4可知→#10青木への好アシストから3Pシュートを2本決められる。前半はこのまま関学大のペースで進むかと思いきや、関東学大の選手がファールを量産。この隙を捉えたい立大は、攻守ともに立て直しを図る。#10矢野(社3)の攻ディフェンス、#27小沼(営2)の3Pシュートなどで点差を詰める。残り15秒#10矢野から#5中島(社2)への速攻を決め第1Qを終えた。

シュートを放つ小沼(営1)

第2Q、点差をつけたい立大は#27小沼のスティールから決めたレイアップで流れを掴む。#18梅(営4)の3Pシュート、#10矢野から#27小沼への美しいパスアウトからの3Pシュートで一気に6点を奪う。連戦で培った堅いディフェンスは相手の得点を許さず、なおも立大は機動力を生かしたバスケで点を重ねる。しかしここで思わぬハプニングが起こる。#5中島が自らのファールで倒れ込み、相手にフリースローを与え交代となってしまう。代わって入った#8佐藤(コ4)の活躍もあり最終的には10点差をつけ前半が終了した。

後半、ベンチから復帰した#5中島の3Pシュートで再び試合が動き始める。点差を離されたくない関東学大はここでゾーンディフェンスを仕掛けるが、これに立大はうまく対応する。細かいパス回しからスペースを作りカットインする選手への好パス、相手がゾーンの形を作る前に速攻を決めるなど機転の効いたプレーで得点を稼ぐ。#5中島が計4本の3Pシュートを沈めるなどの活躍もあり、順調に点差を離す。試合終了10秒前、#13小山内(営1)が速攻を決め立大が勝利した。

ベンチから声援を送る部員

関東学大を圧倒し、ブロック内でも存在感を放つ立大女子バスケットボール部。連戦の先に昇格を見据える彼女たちを、私たちも全力で応援したい。(10月8日・小田拓実)

◆インタビュー◆
#18梅
—今日を振り返って
全体を通して勝てたというのはすごい大きかったんですけど、前半の出だしが悪かったなというのはやっぱり課題だなと思いました。

—次戦の神奈川大とはどのような戦い方を
去年も当たったんですけど2日目でどっこいどっこいの試合をしてしまったというのがあるので、それを踏まえた上でリバウンドをしっかり取るとかディフェンスをちゃんとするとかひとつひとつのプレーをしっかりするっていうことを徹底したいです。

—今2部Bブロックかなり上位にいるが、目標であるAブロック昇格に向けてどのような意気込みが
2部の上位に上がるっていうのが私が入学したときから目標としてやっていたんですけど、やっぱりそれを達成できていないっていうのが現実なので今年こそはという思いだけですね。

◆インタビュー◆
#28高野(社1)
—試合前のコンディションは
あんまり合ってなかったていうのはあったんですけど、みんな心配で試合に臨んだと思います。

—個人としてリーグ戦で意識していることは
1年生なんですけどスタメンに出させてもらっているので、少しでもチームに貢献できるように安定したプレーが出来るように頑張っています。

—次の神奈川大戦に向けて意気込みを
出だしからしっかり集中して立教のバスケができれば絶対に勝てる相手なので、みんなで集中して全員で勝っていければと思います。

関連記事一覧